2019 Fiscal Year Annual Research Report
A proposal of English teaching methodo based on cognitive embodied experience
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17K02911
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Research Institution | Kindai University |
Principal Investigator |
濱本 秀樹 近畿大学, 国際学部, 教授 (70258127)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 身体化認知経験 / 認知意味論 / 反実仮想文 / frame semantics |
Outline of Annual Research Achievements |
2017-2019年度の期間、身体化認知経験に基づく英語教育の方法の研究を続けてきた。身体化認知経験に基づく英語教育とは身体の運動と言語の理解と運用には強い相関があるという思想に基づく教育方法のことである。2017年は基礎研究にあて先行研究の批判的検討を行うとともに新方式の英語教育の実験を数多く行いデータを蓄積した。 この基礎研究に基づき2018年9月にはポルトガル応用言語学会(Association Aprolinguas FLUP Portugal)において"A study examining the efficacy of applying a cognitive linguistic approach to L2 learning at college level" というタイトルで口頭発表を行った。またこの発表内容は応用言語学会E-book,FLUP 2019, Marchに論文として掲載され好意的評価を受けた。 最終年度2019年度には2020年3月ハワイ大学ヒロ校 英語学と文学の国際学会(HICELLS 2020)において"Instruction of English Counterfactuals Based on Cognitively Embodied Experience"というタイトルで口頭発表を行った。この発表も参加者からは概ね好意的な概ね評価を受けた。この発表内容も論文として発表予定である。また2月末にイタリアナポリ東洋大学においてもこのテーマに沿った口頭発表を行う予定であったがコロナ騒ぎでイタリア渡航がかなわず、videoによる遠隔参加となった。 以上のように、研究の目的である「身体化認知経験と英語教育」に集中し、概ね研究実施計画にあった形で研究を進めてきた。また3回(内video参加1回)の国際学会発表を行い、論文としても一本は公刊され、さらに一本は準備中である。一応の成果を上げたものと思う。
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Research Products
(3 results)