2020 Fiscal Year Research-status Report
ICTを活用した中国語教育のための電子資料及び教案の開発
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17K02933
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
清原 文代 大阪府立大学, 高等教育推進機構, 教授 (90305607)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 中国語 / 中国語教育 / ICT / オンライン授業 |
Outline of Annual Research Achievements |
COVID-19の感染拡大により、当初予定していた対面でのワークショップやセミナーを開催できず、その代わりに1ヶ月に約1回のペースでZoomによるオンラインセミナーを計10回開催した。テーマは以下の通りである。なお、下記のうち(2)(4)(5)(6)(8)(9)(10)は科研費により【】内に記載した講師を招聘して行った。 (1)「iOS14で中国語」(2)「漢字→pinyin変換」【氷野善寛(目白大学)】(3)「Moodleで作る非同期型オンライン授業」(4)「外国語教員のための無料ソフトを使った音声編集(入門編)」【神谷健一(大阪工業大学)】(5)「外国語教員のための無料ソフトを使った音声編集(初級編)」【神谷健一(大阪工業大学)(6)「中国語授業におけるBookwidgetsの活用法」【杉江聡子(札幌国際大学)】(7)「読みに困難のある人のためのサービスは外国語学習にも役立つ――Microsoftのイマーシブリーダー」(8)「気づかせるタスク、考えさせるタスク:機械翻訳で実現する「主体的・対話的で深い学び」」【山崎直樹(関西大学)】(9)iPad1台で作る講義動画」【木村修平(立命館大学)】(10)「音声入力で学ぶ中国語の発音――Ondoku Chinese」【氷野善寛(目白大学)】 全10回の延べ参加登録者数は計432名である。各回の事後アンケートの回答率の平均は50.5%であった。アンケートにおいて「今回のセミナーで学んだことは有用だと思いましたか」を6件法で尋ねたところ、各回の肯定的評価の平均は88.5%、「今回のセミナーで学んだことは実際に使えそうだと思いましたか」を6件法で尋ねたところ,各回の肯定的評価の平均は80.2%であった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
当初予定していた対面でのワークショップやセミナーはZoomによるオンライン開催に切り替えて実施しているが、予定していた資料集の執筆が進んでいない。これはCOVID-19の感染拡大により2020年度は1年を通じて非同期型のオンライン授業を余儀なくされたためである。以前よりLearning Management System(LMS)を使用した教材提供は行っていたが、あくまで対面授業を前提としたものであり、非同期型オンライン授業を実施するに当たってLMS用の教材や小テストの追加作成が必要となった。また、LMSに不慣れな非常勤講師へのサポートも行わなければならなかった。更にそこに大阪府立大学と大阪市立大学の合併に関わる会議、書類作成等が加わり、進捗状況に遅延が生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続きオンラインセミナーを定期的に開催し、事後アンケートを通じて現場の教員のニーズを探りつつ、オンラインセミナーを一層充実させていく。また、オンラインセミナーの資料、及び代表者がこれまでネット配信していきた関連情報をを取りまとめて、資料集を作成する。
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Causes of Carryover |
COVID-19の感染拡大により、当初計画で予定していた出張、及び対面でのワークショップやセミナーの開催ができなかったため。 引き続きCOVID-19の感染予防のため、中国語を初めとして外国語教育においてICT活用を進めている教員を招き、オンラインでのワークショップ、セミナーを開催する。 ICTを活用した中国語教育をテーマにした資料集を作成する。
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Research Products
(4 results)