2019 Fiscal Year Research-status Report
Research into Improving the English Communication Skills of Student Pharmacists in the Six-year Curriculum
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17K02944
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
金子 利雄 日本大学, 薬学部, 教授 (20185929)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
E・M Skier 日本大学, 薬学部, 准教授 (90339101)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 英語会話 / 薬学生 / 英会話 / 薬学 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度、研究成果物として「薬学生のための英語会話」教材を作成するため、研究計画を研究代表者を中心に株式会社東京化学同人と協議、策定し、それに基づいて研究協力者として学内教員19名、学外教員9名に執筆依頼をして開発に着手した。 テキスト構成は、保険薬局5Unit、ドラッグストア5Unit、病院5Unitの合計15 Unitから成り、各ユニットでは、Dialog, Useful Expressions, Pronunciation Practice, Speak Like a Pharmacist in English, Dictation, Reading Comprehension, Listening Comprehension, Make Your Own Dialog, Columnを練習問題として取り上げた。 Columnでは、臨床現場で働いた経験のある15名の臨床教員がそれぞれのテーマについて、発展的情報を執筆し、薬学生が高度な専門知識を習得できるよう工夫した。 各ユニットで取り上げた練習問題の英語録音収録作業を11月に完了させ、2019年12月にテキストのパイロット版が100冊納品され、研究成果物が完成した。医療のグローバル化に直面している今日、将来の薬剤師に必要不可欠な薬学専門に特化した英会話力を育成する教材が完成したことは、今後の薬学界にとって意義深いものと期待できる。 研究成果を社会に公開するため、2020年3月の日本薬学会第140年大会(京都)に参加する予定であったが、コロナウイルス感染防止のため大会が中止になった。このため、発表は次年度に行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2019年12月に研究成果物としての「薬学生のための英語会話」教材が完成、納品された。この時点では、予定通りの進捗状況であったが、2020年にコロナウイルス感染によるパンデミックが発生し、3月に発表予定であった日本薬学会第140年大会(京都)の開催が中止となり、研究成果を社会に公表する場がなくなってしまった。このため、次年度に延長し研究を継続することとした。
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Strategy for Future Research Activity |
研究成果物としての英語会話教材は、2020年度、実験的に日本大学薬学部2年生を対象に教材として使用し、修正箇所を検討し、2021年度から全国販売することとした。 当該研究における成果を社会に公表するため、令和3年に開催する日本薬学会第141年会(広島)で研究発表を行う予定である。
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Causes of Carryover |
2020年3月に日本薬学会第140年大会(京都)で研究成果を発表する予定であったが、コロナウイルス感染の拡大により、大会が中止となり、発表の場が失われる事態となった。このため、2021年3月に開催予定の日本薬学会第141年大会(広島)で研究成果を発表するため、研究を継続することとした。
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