2019 Fiscal Year Annual Research Report
Development of tools to promote the acquisition of Italian, French and Russian aiming at lifelong learning.
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17K02952
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Research Institution | Kyoto University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
堂浦 律子 京都外国語大学, 外国語学部, 非常勤講師 (40623864)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
神谷 健一 大阪工業大学, 知的財産学部, 准教授 (50388352)
井上 昭彦 京都外国語大学, 外国語学部, 非常勤講師 (60623866)
川口 陽子 神戸大学, 大学教育推進機構, 非常勤講師 (50623170)
黒田 恵梨子 京都外国語大学, 外国語学部, 非常勤講師 (70623859)
有田 豊 立命館大学, 政策科学部, 准教授 (30771943)
三浦 由香利 神戸市外国語大学, 外国学研究所, 非常勤講師 (10621550)
山本 有希 富山高等専門学校, その他部局等, 准教授 (10300568)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 教材作成 / 初習外国語 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度はそれぞれの言語チームが別々に研究活動を実施し、最終年度の総括として年度末の同一のシンポジウムで研究発表を行った。各言語の活動は以下の通りである。 フランス語は、過去2年の研究期間に開発した『単語例文学習アプリ』と『動詞活用学習アプリ』を応用的に発展させた使用方法について研究と実践を深め、論考と口頭発表で成果を報告した。あるフォーマットが他の学習支援ツールとしても使用できるかどうかという視点は、新たなツールを開発するにあたっての礎となるものであり、今後の研究と開発にもつながると言えよう。 ロシア語も、昨年度に引き続き2種類の開発済みアプリ(『単語例文学習アプリ』/『動詞活用学習アプリ』)の実践を授業で重ね、加えてアンケートを実施し詳細な分析を行った。その結果、これらのアプリが教員支援と学習者支援において有用であると実証することができた。さらに、アプリ開発担当者が新たにロシア語『格変化学習アプリ』及び『形容詞変化提示アプリ』の開発を手掛けて完成させ、共同でその報告と実践の結果を発表した。 イタリア語は、前年度に立ち上げた学習サイト「学習ページ」の充実を図った。その一環として、教員用『文変形提示ツール』の操作性を高め、広範な使用を可能にするための考察と授業実践を行い、口頭発表で成果を報告した。さらに「操作手順書」を整備し、学習サイトに記載した。それにより、一連の学習アプリ(学習者向け)とツール(教員向け)が研究開始当初の目標通りすべて整い、それぞれに「サンプルデータ」および「操作手順書」が付与されて、広く一般向けに無料公開がなされたことになる。なお、同様の無料公開は他の2言語についても行われている。
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Remarks |
オンライン学習サイト『イタリア語・フランス語・ロシア語 無料学習ページ』が言語別に公開されている。 研究分担者の神谷は『FLExICT Expo 2019 外国語教育 ICT Active Learning Classroom Tipsの融合』の発表予稿集を刊行、またブリティッシュ・コロンビア大学オンライン無料教材サイト『デジタル時代の教育と学習をデザインするための指針』を共訳・監訳した。
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Research Products
(15 results)