2021 Fiscal Year Research-status Report
教室にやる気の「潮流」を作る枠組みの検証と実践―日本人大学生英語学習者を対象に―
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17K02983
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Research Institution | Seisen University. |
Principal Investigator |
阿川 敏恵 清泉女子大学, 付置研究所, 教授 (90409805)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | DMCs / 英語教育 / 英語学習者の動機づけ / TEA / 面接調査 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究課題としているDirected Motivational Currentsについて、面接調査を進め、TEA(Trajectory Equifinality Approach)を用いて分析した。分析結果を2021年12月にオンラインで実施されたTEA研究会で発表し、TEAを用いた学際的研究者からのフィードバックを得て、議論を深めることができた。 その他、英語学習者の動機づけについて1件の学会発表をおこない、2本の論文を出版することができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍による学内の対応により、研究がやや遅れているものの、少しずつ成果を積み上げて発表に至ることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
22年度においては、本研究課題についてその研究結果を研究会で発表したうえで、論文にまとめて投稿・発表する予定である。
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Causes of Carryover |
2020年度に引き続き新型コロナウィルス感染症への対策で学内業務の負担が倍増し、研究への注力がままならない状態であった。加えてコロナウィルス感染症の影響を受けて、国内外で開催される学会、研究会のほとんどがオンライン開催または延期となった。そのため、旅費が生じず、その分が次年度に繰り越されることとなった。
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Research Products
(5 results)