2021 Fiscal Year Research-status Report
Teaching English as a Lingua Franca - An Approach to Develop Global Citizenship
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17K03016
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Research Institution | Bunkyo University |
Principal Investigator |
生田 祐子 文教大学, 国際学部, 教授 (50275848)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 礼子 (高橋礼子) 学習院女子大学, 国際文化交流学部, 准教授 (30613913)
北村 優子 長野大学, 企業情報学部, 准教授 (80783844)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 英語教育 / リンガフランカとしての英語 / グローバル教育 / 模擬国連 / グローバルシティズンシップ教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究対象である日本大学英語模擬国連活動(JUEMUN)にて、フィールド調査と参加者への調査を継続した。2021年度もCovid-19感染拡大の影響により、主催大学構内での開催が不可能となったが今年度は対面に近いプログラム形式でZOOMを用いてオンラインで実施した(6月25日-27日)。前年度と異なり、調査対象の大学の参加者は、学内の3教室に分かれ模擬国連の会議室(Meeting Room)を設定し、大画面のモニターと個人モニターと複数のデバイスを駆使しながらオンラインの環境を最大限に活かした模擬国連に参加した。参加後に調査対象者にオンラインでのアンケートを調査を実施した。2020年度に続き、10月~12月にJUEMUN参加者を中心に英語による学生会議(Inter-collegiate Conference)を4大学(文教大学、神戸学院大学、岡山大学、甲南大学)間に於いてオンライン実施し、学生の英語発話データを収集した。国際応用言語学学会(AILA)(8月15日~21日オンライン)と日本大学英語教育学会(JACET)(8月27日~29日オンライン)で関連のテーマで研究発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
1. Covid-19の拡大感染防止のため、対面での模擬国連実施が延期されたため、予定していたデータ収集ができていない。 2. 研究分担者の一人が体調不良のため休職が続き、研究結果の分析が一部遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度は、6月24日から6月26日に3年ぶりに対面で実施する日本大学英語模擬国連(JUEMUN)に参加する学生を対象に追加の調査を行い、10~12月はオンライン形式で4大学間で、英語による学生会議を継続開催し、その参加者のデータを収集する。これらの教育活動のプロセスと効果を検証し、グローバル教育の視点から考えるリンガフランカとしての英語教育の可能性について、関連の学会で発表、論文を投稿する。
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Causes of Carryover |
Covid-19感染拡大の影響により対面での研究活動や調査実施が困難な上、研究分担者の事情(体調不良による休職)等で研究が中断し、次年度に継続する必要があるため。使用計画:2022年度に実施する模擬国連活動、英語による学生会議の調査に伴う費用(備品、関連文献、出張費用等)、研究成果論文の出版に関わる費用、学会出張旅費。
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Research Products
(6 results)