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2020 Fiscal Year Research-status Report

Development of Analytic Evaluation Criteria for Novice EFL Writers

Research Project

Project/Area Number 17K03030
Research InstitutionTeikyo University of Science & Technology

Principal Investigator

馬場 千秋  帝京科学大学, 教育人間科学部, 教授 (50465374)

Project Period (FY) 2017-04-01 – 2022-03-31
KeywordsL2ライティング / 分析的評価規準
Outline of Annual Research Achievements

2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大により、オンライン授業となった。そのため、ライティング評価を行うために必要な学生の書いた英作文データを収集する環境を一定にすることが不可能であった。本来であれば、授業時に教室内で決められた時間の中で、辞書のみ使用可として英作文を書かせ、データとする予定であったが、オンライン授業により、実際に学生が英作文を書いている状況を確認することができなかったため、辞書以外のツール(翻訳ソフト等)の使用の可能性がある。また、WiFi環境を考慮して授業を展開する必要があり、課題作成についても、Zoom授業を行う以外の時間帯にも行うことを認めざるを得なかった。そのため、所要時間が学生によって異なるという状況にあった。環境の異なる状況下で書かれた英作文をデータとして使用することにより、本来持つ学生の英作文能力を測ることが不可能であると判断し、データ収集を行うことができなかった。
評価規準については、パイロット版を修正し、最終版を作成し、実際に評価を行い、信頼性、妥当性を検証した結果をまとめ、最終版を発表する予定であった。しかし、パイロット版で使用した評価基準の修正のみとするか、ルーブリックの形にするかの検討を行ったのみで、実際に修正作業に着手することができなかった。
したがって、最終版の作成と信頼性、妥当性の検証および成果の発表については、研究期間を1年延長し、2021年度に実施することとした。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

新型コロナウイルス感染拡大により、評価をするために用いる英作文データの収集が一定の環境下でできなかったこと、オンライン授業による負荷もあり、採点者の確保が難しかったため、最終版の評価基準の作成と信頼性、妥当性検証ができずに終了した。2020年度に評価基準を完成させる予定であったが、2021年度に持ち越しとなり、やや遅れていると言える。

Strategy for Future Research Activity

2019年度末までに終了しているパイロット版の評価基準を見直し、最終版の作成および信頼性、妥当性検証を行っていくが、より評価者にとって使いやすい形式(パイロット版で作成した評価基準の一部修正とするか、ルーブリック形式とするか)を検討し、評価基準の完成を目指す。

Causes of Carryover

国内および海外で開催される予定だった学会で成果発表を行う予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大により、中止、あるいはオンラインでの実施となった。そのため、予算計上していた旅費を全く使用しなかったため、次年度に使用することとなった。2021年度も学会開催がオンラインとなるため、学会参加費等の使用および物品、謝金等で使用する予定である。

URL: 

Published: 2021-12-27  

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