2020 Fiscal Year Research-status Report
Teacher Training & Teaching Material Development Based on Diagnostic Instruction Methods in EFL listening
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17K03037
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
上田 眞理砂 立命館大学, 経済学部, 教授 (90309089)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | リスニング / 診断的指導法 / 理論 / エビデンス / リスニング・ストラテジー / 英語教師養成 / 英語教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
1.2019年9月より2020年9月まで英国レディング大学で客員研究員。2.2017年度及び2018年度に実施した学生及び教員を対象とした2種類のアンケート・データを元に論文2本を英文にて執筆。日本で所属する学会の1つである日本大学英語教育学会(JACET)が出版するThe JACET Journal へ投稿した。もう1つの論文は同じく日本で所属する学会の1つである全国語学教育学会(JALT) が出版するThe Language Teacher へ投稿した。3. 診断的リスニング指導法に基づいた教材開発を目的として、教科書会社大手10社(英宝社、オックスフォード大学出版社、桐原書店、金星堂、ケンブリッジ大学出版社、三修社、成美堂、センゲージ、ピアソン、南雲堂)から購入したリスニング教材、百数十冊をリスニングストラテジー指導の観点から分析したデータを元に現在、論文を執筆中。4. 診断的リスニング指導法に基づいた教材開発を視野に入れて原稿を執筆している。5. 研究成果発信のためのHP作成 研究成果発信のために作成された websiteで、 随時、最新情報を記載し、更新している。http://listening-marisa.com 6. 2020年9月に日本に帰国してからは、リスニングの科目において研究成果を還元すべく、診断的リスニング指導法に基づいた講義を提供している。7.リスニング診断的指導法の普及を図るという計画をオンラインで画作している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コロナウイルスにより、都市封鎖、いわゆるロックダウンが発令され、客員研究員として赴任先の大学の研究室の立ち入りは無論、大学図書館までもが封鎖され、日常生活や勤務形態に大きな影響が出た。また、日本各地の学校を訪問し診断的指導法の普及を図るという計画が頓挫している。現在は、オンラインでの普及を画作している。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナウイルスにより、都市封鎖、いわゆるロックダウンが発令され、客員研究員として赴任先の英国の大学の研究室の立ち入りは無論、大学図書館までもが封鎖され、日常生活や勤務形態に大きな影響が出た。また、日本各地の学校を訪問し診断的指導法の普及を図るという計画が頓挫している。 今後は、2017年度及び2018年度に実施した学生及び教員を対象とした2種類のアンケート・データを元に英文で執筆した論文を日本語に翻訳および加筆修正したものの執筆を予定している。また、日本で所属する学会の1つである日本大学英語教育学会(JACET)の第60回国際大会での発表が採択され8/25-8/29に発表予定である。また5/15に同じく日本で所属する学会の1つである全国語学教育学会(JALT) での学会(PanSIG 2021)。また診断的リスニング指導法に基づいた教材開発を目的として、教科書会社大手10社(英宝社、オックスフォード大学出版社、桐原書店、金星堂、ケンブリッ ジ大学出版社、三修社、成美堂、センゲージ、ピアソン、南雲堂)から購入したリスニング教材、百数十冊をリスニングストラテジー指導の観点から分析したデータを元に現在、論文を執筆中。さらに、診断的リスニング指導法に基づいた教材開発を視野に入れて原稿を執筆している。また、台湾で開催される学会が11月に台湾で開催されるので既に応募は済ませてあるが現在、審査結果待ちである。診断的リスニング指導法の具体的な普及として、大津市や草津市の教育委員会へ自主的に積極的に連絡を取り、研修会開催の機会を模索していく予定である。そのためにも、学術的な論文方面だけではなく、実践的な診断的リスニング指導法に基づいた教材作成の原稿執筆を推進していきたい。
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Causes of Carryover |
コロナウイルスにより、都市封鎖、いわゆるロックダウンが発令され、客員研究員として赴任先の英国の大学の研究室の立ち入りは無論、大学図書館までもが封鎖され、日常生活や勤務形態に大きな影響が出た。また、日本各地の学校を訪問し診断的指導法の普及を図るという計画が頓挫している。
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