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2022 Fiscal Year Research-status Report

Teacher Training & Teaching Material Development Based on Diagnostic Instruction Methods in EFL listening

Research Project

Project/Area Number 17K03037
Research InstitutionRitsumeikan University

Principal Investigator

上田 眞理砂  立命館大学, 経済学部, 教授 (90309089)

Project Period (FY) 2017-04-01 – 2024-03-31
Keywordsリスニング指導 / 応用言語学 / 英語 / 理論 / エビデンス
Outline of Annual Research Achievements

8月 単著:Ueda, M. (2022). How to Visualise Weak Points in Listening in English, Bulletin of the JALT Mind, Brain, and Education SIG, Volume 8, Issue 8, ISSN 2434-1002, pp.41-51. この論文は、日本人英語学習者の大半が抱えるリスニングにおける問題・弱点の可視化を具体的に述べ、原因も明らかにしている。さらに原因別に問題・弱点へどのように対応したら学習者個々が抱えているリスニング上の問題・弱点が解決するのか具体的な方法を紹介・論じている。8月、英国で開催された所属学会である英国応用言語学会(BAAL)へ参加した。またオンラインで日本で開催された所属学会である大学英語教育学会(JACET)へ参加・一部の司会を担当した。2023年2月、2023年度実行の本実験の為の先行研究:経済学部より5名の実験協力者を募り、2023年度実行の本実験の為の先行研究を行い、その後、改善のために筆記と口頭の両方からなるアンケートを実施した。この先行研究の内容は、日本人英語学習者の大半が抱えるリスニングにおける問題である「聞いただけではわからないが、読めば・見たらわかる」という現象を数値化することを目的とした本実験のための下準備である。この先行研究で得た成果をもとに2023年度に本実験をすでに開始している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

<平成29年度>2017年度に予定していた学習者と教員双方の問題点を明らかにするために、大学におけるリスニング指導の現状を調査を終え、<平成30年度>2018年度に、診断的リスニング指導法に基づいた教材開発を目的として、リスニング教材の現状を調査し、<平成31年度>2019年度に、学習者の現在のリスニング能力に最も適した診断的、かつ科学的に効果のある(統計的有意差がある)リスニング指導法を用い、学習者がどの段階で理解に至らなかったのか、原因や対処法をピンポイトで指導することができる教員養成を目的として、英語教員研修カリキュラムの現状を調査し、<平成32年度>2020年度に、人間の情報処理理論や言語理解理論を基盤とし、学習者の現在のリスニング能力に最も適した診断的、かつ科学的に効果のある(統計的有意差がある)リスニング指導法を基にした教材開発を始め、<平成33年度>2021年度に、<平成29年度>2017年度に実施した調査結果や平成32年度に開発予定のリスニング教材を基に、学習者がどの段階で理解に至らなかったのか、その原因や対処法をピンポイトで指導することができる教員養成を目的として活動し始め、昨年度年末に先行研究を実行できたため。

Strategy for Future Research Activity

今年度は、研究成果の論文や小冊子などの書物やweb pageによる発信に重点をおいての研究活動を目指している。具体的には、2017年度や2018年度にアンケート によりデータを教員や学生の双方から収集し、2つの論文を執筆は済ませているが、特定の学術雑誌のガイドラインに合わせて修正をし査読付きの学術雑誌に投 稿する。また、研究成果を発信するために補助金を受けて作成したHomepage の作成会社が研究成果の小冊子レイアウトや印刷業務も行っていることがわかった ため、研究成果の論文や小冊子などの書物やweb pageによる発信に重点をおいての研究活動を目指していきたい。また、学習者向けのリスニング学習書を出版するために複数の教科書会社へ企画書を持参し、検討してもらう予定。

Causes of Carryover

コロナ禍のため計画通りに研究活動を進める事が困難であったため。次年度は図書費:30千円 研究図書購入費、旅費(国内):60千円 大学英語教育学会 参加費(8/29-8/31 @明治大学)、人件費、謝金:50千円 研究協力者(被験者)への謝礼(\5,000 10人分)、消耗品費:10千円 プリンター・インク、その他:50千円、研究成果の発信のためのweb site (既に存在している)の加筆・修正費用(業者への依頼として執行予定である)

Remarks

大学生に高校でどのようなリスニング指導を受けてきたのかを尋ねてみると、「注意してわかるまで何回も聞きなさい」という回答が大半で、その指導法は過去約40年間、変化がありません。また、問題点を尋ねると「見たら(読んだら)わかる」と、日本人英語学習者の多くが答えます。このサイトでは、「理論とエビデンスに基づいた効果的なリスニング指導法や学習法(上田メソッド)」を具体的にわかりやすく紹介しています。

  • Research Products

    (2 results)

All 2022 Other

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results,  Open Access: 1 results) Remarks (1 results)

  • [Journal Article] How to Visualise Weak Points in Listening in English2022

    • Author(s)
      Marisa Ueda
    • Journal Title

      Bulletin of the JALT Mind, Brain, and Education SIG

      Volume: 8, Issue 8 Pages: 41-50

    • Peer Reviewed / Open Access
  • [Remarks] 理論とエビデンスに基づいた効果的なリスニング指導法・学習法

    • URL

      http://listening-marisa.com/

URL: 

Published: 2023-12-25  

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