2021 Fiscal Year Research-status Report
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17K03448
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
青木 浩子 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 教授 (50301817)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 虚偽記載による損害 / 差額説と証券損害論 / 株価回復と損害 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年に引き続き事業の延長申請を行った。これは裁判の進行が遅れており、おもうような論文が作成できないでいるためであるが、コロナ流行による訴訟の遅れも解消してきており、すでに関連する論文を1本は発表、2本は発表準備中(校正手続き中)、1本について2022年7月出版の予定で準備中である。また今年の後半には重要な判決がでることがみこまれるので、これについてもいくつか論文を作成するために準備中である。そのように、2022年についてはそれなりに成果が見込める状態にあるが、2021年度はほとんど成果を示すことができなかった。
延長申請をしている状態なので、実績概要として600字以上書くべきところ、その半分程度しか書いていないが、2022年の実績概要とあわせ見て評価いただければ幸いである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
内容の確保はできているが、論文として発表できる状態にはなっていない。
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Strategy for Future Research Activity |
とにかくここまでに発表している論文と裁判例とのすり合わせの上、裁判例が論文主張の方向に進めば、さらに具体的な問題について敷衍解説を、そうでないならば自説の見直しを行う予定である。
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