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2018 Fiscal Year Research-status Report

公益事業の効率化と社会資本の産業集積効果の検証

Research Project

Project/Area Number 17K03715
Research InstitutionToyo University

Principal Investigator

川崎 一泰  東洋大学, 経済学部, 教授 (40338752)

Project Period (FY) 2017-04-01 – 2020-03-31
Keywords経営管理 / 公益事業の生産性
Outline of Annual Research Achievements

今年度は公益事業の経営管理と生産性の関係を明らかにすべく、全国のバス事業者に対して経営管理に関するアンケート調査を実施し、財務データとともにデータベース化を実施したところである。各種機関などに協力をお願いし、調査を実施したため、予定よりも若干時間がかかったが、分析用のデータベースは概ね出来上がり、簡単な分析に着手したところである。分析の過程でデータのクリーニング作業の必要性が出てきたため、クリーニング作業を実施した。また、財務データに関して無回答の何社かについて、東京商工リサーチの財務データを入手し、補完作業をしたところである。これらの一連の作業を通じて分析用のデータベースを構築したところである。
まずは経営管理に関する指標の分布を公営バスと民営バス、都市と地方などでの違いを把握するために、カーネル密度推定を施し、作成したところである。こうした分布と簡単な分析結果を見ながら調査前に考えていた仮説検証の可能性や新たな仮説検証の可能性など分析方針を研究協力者たちと相談し、分析作業を実施したところである。
なお、分析の途中経過を整理し、経営管理に関する研究を進めている国内外の研究者と2019年4月にコンファレンスで報告する計画であり、準備作業を実施しているところである。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

アンケート調査のサンプル数を確保するため、複数の関係機関への協力要請したこと。発送数を増やすため、調査票の軽量化や委託業者の選定などで工夫をしたため、調査実施に若干の遅れが生じたため。

Strategy for Future Research Activity

調査票の回収と財務データの入手は既に実施済みでデータベース化をし、簡単な分析をしたところである。2019年度は詳細な分析を施すとともに、論文として取りまとめ学会等で報告する計画である。

Causes of Carryover

関係機関の協力が得られ、アンケート調査の発想部分に関する経費の一部を出してもらうことができ、アンケート調査の費用を大幅に節約することができたため。これに伴い、分析と報告の方に予算を傾斜することができるようになった。

  • Research Products

    (2 results)

All 2019 2018

All Journal Article (1 results) Book (1 results)

  • [Journal Article] 賃貸住宅の空家の実態―築年・立地による実態把握を中心に―2019

    • Author(s)
      太田秀也・川崎一泰
    • Journal Title

      麗澤大学紀要

      Volume: 102 Pages: 19-25

  • [Book] 日本の地域別生産性と格差2018

    • Author(s)
      徳井 丞次
    • Total Pages
      280
    • Publisher
      東京大学出版会
    • ISBN
      9784130402859

URL: 

Published: 2019-12-27  

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