2020 Fiscal Year Annual Research Report
Spatial crowding-out and crowding-in effects of government spending on the private sector
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17K03770
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Research Institution | Tohoku Gakuin University |
Principal Investigator |
舟島 義人 東北学院大学, 経済学部, 准教授 (30635769)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大塚 芳宏 東北学院大学, 経済学部, 教授 (20632235)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 政府支出 / 民間需要 / 地域間スピルオーバー |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は、本研究課題に関わる基礎研究を行うとともに、その研究成果を研究会で報告した。また、昨年度までに作成した論文の改訂と投稿作業を進めた。主な研究成果は次の通りである。 わが国では、新型コロナウイルス感染症の流行によって疲弊した経済を下支えするため、Go To トラベル事業が実施された。この日本の政府支出を分析の対象として、補助金政策が地域経済に及ぼす影響を検証した。その結果、Go To トラベル事業は、遠方への国内旅行を促進したことなどが明らかとなった。研究成果は研究会で報告するとともに、ワーキングペーパーとしてまとめ、公表した(Funashima, Y. and Hiraga, K. "Where to Go: The Japanese Government's Travel Subsidy during COVID-19," Available at SSRN: https://ssrn.com/abstract=3746114)。 また、本研究課題の基礎として実施していた研究にも進展があった。なかでも、時間・周波数の両面から分析するための時系列分析の手法についての論文を査読付き国際誌に掲載した(Funashima, Y."Time-Frequency Regression," Journal of Econometric Methods, Vol. 10, Issue 1, pp. 21-32)。昨年度までに行っていたその他の基礎研究については、学術誌への掲載はまだ決まっていないものの、論文の改訂作業を行い、投稿する段階まで研究を遂行した。
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Research Products
(1 results)