2021 Fiscal Year Research-status Report
実証分析による金融市場・実体経済における金融政策の役割の再検討
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17K03804
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
柴本 昌彦 神戸大学, 計算社会科学研究センター, 准教授 (80457118)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 金融論 / 金融政策 / マクロ実証分析 |
Outline of Annual Research Achievements |
予定していた研究計画は、概ね遂行できた。計画していた4年間を通じて、研究計画で予定していた分析結果を学術論文・雑誌、一般向け論考に纏めた。さらに国内外のセミナー及び学会報告等も行うことで、日本及び世界に向けて研究成果を幅広く発信した。 更に、令和3年度については、一部研究に関し、論文の改訂作業を行った。 ただし、2020年はじめから続くコロナ禍の状況が改善しない中、予定していた国内外のセミナー及び学会報告等がキャンセルになるなど、研究成果報告や意見交換ができない状況がなおも続いている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
令和3年度は、コロナ禍の状況が改善しない中、国内外のセミナー及び学会報告等が限定されている状況が続いていたため、他の研究者との意見交換を行う場への参加が限られていた。この点に関しては計画通り進んでいないものの、致し方がないものと考えている。今後は、感染状況や社会状況と照らし合わせつつ、改善していきたいと考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
研究成果報告のために、国内外出張を予定している。これまでコロナ禍にあったために国内外学会・会議等に参加する機会がなく、意見交換を行う場への参加を逸する場合が多かったが、今後はその機会も徐々に増えていくと期待している。感染状況を判断しながらではあるが、意見交換の場を増やすように検討している。
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Causes of Carryover |
コロナ禍の状況が改善しない中、国内外のセミナー及び学会報告等ができない状況が続いていたため。
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