2022 Fiscal Year Annual Research Report
A Retrospective and Prospective Review of Modern Management Theories in Japan
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17K03865
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Research Institution | Otaru University of Commerce |
Principal Investigator |
西村 友幸 小樽商科大学, 商学研究科, 教授 (30325881)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 敬太 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 准教授 (10581861)
笹本 香菜 長崎大学, 経済学部, 助教 (20823371) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 経営学 / 経営学説 / 日本経営学 / オーラルヒストリー / 研究史 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究期間全体を通じて実施した研究の主な成果は、「経営学者のこゝろ」を表題、「〇〇先生に聞く」を副題とするインタビュー記録であり、小樽商科大学『商学討究』にシリーズとして掲載されてきた。令和3年度までにシリーズⅠ~Ⅵ巻が刊行されている。 最終年度(令和4年度)の成果は次の2つである。 第一に、シリーズ第Ⅵ巻の語り手を務めていただいた榊原清則先生追悼シンポジウム(令和4年5月22日開催)において、「経営学者・榊原清則先生のこゝろ」と題する口頭発表を行なった。 第二に、経営学史学会監修、沼上幹編著『経営学史叢書第Ⅱ期⑤戦略性 学史から学ぶ経営戦略』(令和4年5月31日第一版第一刷発行)の第6章補論として「『経営学者のこゝろ』と経営戦略論史」が掲載された。タイトルが示すとおり、この補論は「経営学者のこゝろ」シリーズにおける先生方の語りの内容にもとづき、日本の日本の経営戦略論史を振り返ったものである。なお、同書第6章の本論は「日本における経営戦略研究の歴史」と題し、当該科学研究費助成事業の研究代表者(西村)が1960年代~80年代の出来事を叙述している。本論においても、「経営学者のこゝろ」シリーズにおける先生方の語りの内容が補助的に用いられている。 この他、最終年度にはもう1人の語り手に対するインタビューも実施した。この成果が公表されるのは事業期間が終了した令和5年度以降(おそらく令和5年度内)となる。
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