2023 Fiscal Year Research-status Report
A study on workers' job-specialities and expertise management of organization
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17K03949
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Research Institution | Aoyama Gakuin University |
Principal Investigator |
山本 寛 青山学院大学, 経営学部, 教授 (30240120)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 専門性 / 専門性マネジメント |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年3月に出版した単著『働く人の専門性と専門性意識-組織の専門性マネジメントの観点から』(創成社)の内容をベースに、研究成果の学界や社会への還元のため、以下の三つのテーマで外部の招待講演に三回登壇した。すなわち、「企業の継続的発展に必要なリスキリングと専門性マネジメント」、「“キャリア自律”時代の働く人と企業にとっての専門性と専門性意識」および「働く人の専門性と専門性意識-組織の専門性マネジメントの観点から」の三つである。人的資本経営、ジョブ型雇用、リスキリングが注目されている現代、多くの企業は、社員の専門性を重視する方向に転換しつつある。実際、様々な業種、職種や部署で高い専門性が求められる仕事が増えている。また、働く人自身も専門性向上を志向するようになってきた。本講演では、分野や職業・職種ごとの専門性だけでなく、働く人の専門性に対する意識を通し、様々な分野の専門性の共通部分の明確化と橋渡しを志向した内容を講じた。さらに、終身雇用や年功処遇の崩壊等で、働く人には、組織に全面的に頼らず自分のキャリアを形成する「キャリア自律」が求められている。キャリア自律を重視した組織のキャリア開発と専門性意識との関係を、質問票調査結果も使いながら講じた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
昨年、本研究の集大成ともいえる単著の研究書『働く人の専門性と専門性意識-組織の専門性マネジメントの観点から』(創成社)を刊行することができた。また、昨年度は研究成果の学界や社会への還元のため、外部からの招待講演に登壇した。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究の集大成ともいえる単著の研究書に加え、それを一般向けに書き改めた著書の執筆を行う予定である。また、昨年から引き続き、外部からの招待講演を中心に研究成果の学界や社会への還元活動を実施する予定である。
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Causes of Carryover |
当該年度実施予定だった日本および外国の勤労者に対する質問票調査を実施しなかったためであり、同調査は2024年度に実施し、繰越した研究費も同調査に使用する。
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