2019 Fiscal Year Research-status Report
International Comparison of Building Sustainable Competency in Innovation Process of the Long-Lived Company
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17K03965
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Research Institution | Meiji Gakuin University |
Principal Investigator |
神田 良 明治学院大学, 経済学部, 教授 (90153030)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高井 透 日本大学, 商学部, 教授 (60255247)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 長期存続企業 / 持続的競争力 / 経営資源の活用 / 変革のマネジメント |
Outline of Annual Research Achievements |
日本の老舗企業を中心して、その変革を時系列的に分析して、そこでの変革パターン理論化を試みた。とりわけ、これまで比較的研究が進まなかった地方の老舗を研究対象として、その変革の歴史的な経緯、さらにはどのようにして経営資源を蓄積して、かつそれを活用して時代に合わせて変革を遂げてきたのかについて、本業ないしは中核事業を変えることなく持続的な企業成長を遂げてきた老舗と、時代の変化に応じて、それまでに蓄積してきた経営資源を活用して中核事業を変えてきた老舗との2つのグループについて、その変革のマネジメントの相違点と共通点とを明らかにすることを試みた。 また、12月に、オーストラリアの研究者と協力して、潮位存続中小企業の貿易拡大に関するシンポジウムを日豪の研究者、実務家を集めて議論した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
春休みに仕上げのための調査旅行を計画していたが、コロナウイルスの影響を受けて、現地長を実施することが不可能となった。
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Strategy for Future Research Activity |
すでに収集・分析した事例データや統計データをさらに整理するとともに、コロナの影響が和らいだ時に現地調査を試みて、不足している情報・データを収集・分析する。
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Causes of Carryover |
予定に比べて、国内と海外での調査が遅れた。春休みにも行う予定であったが、コロナの影響で実施不可能となった。 情報収集と分析、可能であれば国内および海外現地調査を実施する。
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