2018 Fiscal Year Research-status Report
The Relationship between Inter-industrialization of Intellectual Property and Technology Advantage
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17K03973
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Research Institution | Aichi Gakuin University |
Principal Investigator |
梶浦 雅己 愛知学院大学, 商学部, 教授 (60329597)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内田 康郎 兵庫県立大学, 経営研究科, 教授 (90303205)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 知財 / 国際ビジネス / 国際標準 / 業際化 / 競争戦略 / ロイヤリティフリー |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度に引き続き、先行研究を本研究に取り入れられるよう整理することとなるが、平成30年度においては、「国際的な競争優位の動態的創出」の視点から国際市場開発論、グローバルイノベーション理論、ダイナミック・ケイパビリティ理論等について整理を進めた。 また、本研究の調査対象となる標準化コンソーシアムや知財管理担当者、あるいはコンソーシアムへの参加企業担当者に対してインタビュー調査・取材を実施し、IPRポリシーの規定集を引き続き収集し記載内容の整理を進めるべく、何社かヒアリングを実施した。特に、車載半導体で世界シェアトップのルネサスエレクトロニクス社が中心となって管理をしているコンソーシアム「R-Carコンソーシアム」から本研究の今後に向けて貴重な情報を収集することができている。 これらの内容は、研究分担者による組織学会(全国大会)、多国籍企業学会(西部部会)での発表の他、世界経済評論誌への寄稿を通じて対外的に発信している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
上述の通り、これまでの成果を学会や専門誌で発表できる機会にも恵まれ、またそのような場を通じて貴重な情報も収集できていることから順調に推移していると思っている。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度が最後となるため、成果をまとめ、上記のように国内に向けた発信にとどまらず海外に向けても発信していくことを予定している。
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