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2017 Fiscal Year Research-status Report

国際経営における経営理念共有の実態と理念共感のマネジメントに関する研究

Research Project

Project/Area Number 17K03975
Research InstitutionSeijoh University

Principal Investigator

西村 知晃  星城大学, 経営学部, 講師 (60736742)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 江夏 幾多郎  名古屋大学, 経済学研究科, 准教授 (00508525)
初見 康行  いわき明星大学, 教養学部, 准教授 (50737286)
Project Period (FY) 2017-04-01 – 2020-03-31
Keywords国際経営 / 経営理念 / 国際的組織統合 / 意味形成 / 共有
Outline of Annual Research Achievements

調査企業への協力依頼とともに、その協力のもとで早速パイロット・インタビュー調査を実施することができ、京都・東京の同社拠点に赴いた。また、経営理念共有に関する文献と共に、言語の多元的解釈、仕事に対する個人の意味形成、個人間の共感に関する文献レビューを行った。さらに、インタビューデータから同社の現状分析を行い、今後の実践的対応に関するコンサルティングのために同社人事部宛のプレゼンを実施した。当該現状分析から、経営理念研究の理論的課題を導出し、経営者による理念継承、組織―従業員間の理念共有と従業員の意味形成、経営理念の共有に関する議論について、学会報告も行った。それが右記である。(西村知晃「「経営理念共有の理論化を巡る課題―理念の継承・意味形成プロセスとその多様性―」、日本労務学会中部部会、2018年3月、中京大学)。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

1: Research has progressed more than it was originally planned.

Reason

上記のとおり、平成29年度は調査依頼および文献レビューを当初の計画としていたが、調査対象企業の協力により、パイロットインタビュー調査を実施できた。そして、その内容をもとに経営学理論的に経営理念の共有という現象を考察し、学会報告につなげることができた。

Strategy for Future Research Activity

平成30年度は、平成29年度に実施したパイロット・インタビュー調査の定性データ、および学会報告の内容をもとに、1つには、「経営理念に対する従業員の意味形成を促進するマネジメント要因」の変数化を図りたい。そして、この変数をアンケート用紙に投入し、定量的調査を調査対象企業で実施することも考えている。しかしながら、当該企業のマネジメントスケジュールに左右される可能性もあるため、もう1つには、同社海外拠点へのインタビュー調査を実施し、海外拠点における理念共有の実態を探索する選択肢も考えている。いずれも調査対象企業との擦り合わせの元に実施していく。

Causes of Carryover

当初予定していた書籍購入費(物品費)について、書籍購入ではなく、関連論文のダウンロードで間に合ったため。

  • Research Products

    (1 results)

All 2018

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 経営理念共有の理論化を巡る課題―理念の継承・意味形成プロセスとその多様性―2018

    • Author(s)
      西村知晃
    • Organizer
      日本労務学会中部部会

URL: 

Published: 2018-12-17  

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