2019 Fiscal Year Research-status Report
会計基準選択のモチベーションと会計情報の質との関係にみるグローバル基準設定の研究
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17K04058
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
中村 美保 大分大学, 経済学部, 准教授 (60381026)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | IFRS / Voluntary Adoption / Reporting Incentive / Benefit and Cost / Contagion Effect / Network Effect / Mimetic Isomorphism |
Outline of Annual Research Achievements |
日本企業のIFRS適用要因についての研究を海外研究者も含めて2グループに分かれて進めている。現在、国際ジャーナルの掲載を目標に、2つの論文のリバイズを進めている。どちらも途中経過についてはワーキングペーパーの形にまとめて、SSRNに掲載をしている(Abstract ID:3542995 WPS, 3364253 WPS)。 またいずれの論文の途中経過についても、the 8th EIASM Workshop on Accounting and Regulation in Siena (Italy, June 2019)などの国際学会で発表している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
論文の投稿先の選定、Reviewerへのコメント対応、それにともなうブラッシュアップに時間が掛かっている。
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Strategy for Future Research Activity |
いずれの論文についても、ワーキングペーパーの形にまとめ、SSRNに掲載している。さらに学会発表やワーキングペーパーに対するコメント、研究協力者との議論を経て、ターゲット・ジャーナルについてはほぼ決定している状況である。今後は、最後の英文チェックを行い、書式や申請書類をそろえて、投稿作業に入る予定である。その後は、レビュアーとのやり取りを協力者と議論しつつ決めて行くことになると思われる。いずれにせよ、海外のジャーナルへの投稿を念頭に作業を継続している。
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Causes of Carryover |
当該研究テーマについては、研究成果については論文としてまとめているが、ジャーナルへの選定およびその改訂作業に予想以上の時間が掛かった。現在、それらの作業についてはほぼ完了したので、残額については投稿料およびそれ以後の改訂作業に伴う費用の補助として使用する予定である。
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