2018 Fiscal Year Research-status Report
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17K04168
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Research Institution | Chukyo University |
Principal Investigator |
益子 英雅 中京大学, 国際教養学部, 教授 (50329653)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
角谷 英則 津山工業高等専門学校, 総合理工学科, 准教授 (90342550)
塚原 信行 京都大学, 国際高等教育院, 准教授 (20405153)
二神 麗子 群馬大学, 大学教育・学生支援機構, 助教 (30784813)
杉本 篤史 東京国際大学, 国際関係学部, 准教授 (60267466)
仲 潔 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (00441618)
木村 護郎クリストフ 上智大学, 外国語学部, 教授 (90348839)
布尾 勝一郎 佐賀大学, 国際交流推進センター, 准教授 (90448019)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 言語権 / 情報保障 / コミュニケーション権 |
Outline of Annual Research Achievements |
2018年度においても、研究計画にしたがって、第21回 情報保障研究会(2018年7月29日(日)キャンパスプラザ京都・京都大学サテライト)、第22回 情報保障研究会(2019年3月23日(土)、 3月24日(日)愛知県立女性センターウィルあいち)を開催し、研究分担者、連携研究者、招聘研究者らの報告を実施した(報告論題詳細は、https://syakaigengo.wixsite.com/home/zkにおいて公開)。 上記研究会・関連学会においては、小課題2に対応する報告「言語権を日本の法律学がどのように扱ってきたか」、小課題3に対応する報告「英語・日本語・国語教育における「期待される学習者像」」および「節英論の史的意義」、小課題4に対応する報告「カタルーニャ自治州およびスペインでの言語権の状況」、小課題6に対応する報告「Kiel oni povas sisteme kompreni la esperant-movadan historion en Japanio dum la fas^isma periodo ?(ファシズム期におけるエスペラント運動)」などがなされ、あわせて査読付き論文4件、学会等報告7件、書籍6件の成果を得ることができた。これらの成果は、本研究の目標すなわち「言語権概念の展開として位置づけられる多様な現象を相互の関係とともに、思想史的位置づけと実際の社会変化の記述という2方向から6つの小課題を解決することで実証的・通時的に記述し、言語権概念の意義と今後の展開の方向性を明らかにすること」に沿っており、目的が達成されつつある。 共同研究の成果の一部は、当該研究会による『社会言語学』XVIII(2018年11月発行、https://syakaigengo.wixsite.com/home/2018)に掲載し、公開されている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
計画通りに進捗している。
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Strategy for Future Research Activity |
2018年度まで、研究体制・方法に関して変更をくわえる必要がある状況はみとめられなかった。したがって、今後も既定の研究計画にしたがってすすめる。
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Causes of Carryover |
計画より効率的に経費を運用することができ、次年度使用額が生じた。最終年度に発行予定の成果報告書(『社会言語学』別冊III、2020年3月)の印刷・頒布費用に充当する計画である。
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Research Products
(17 results)