2020 Fiscal Year Research-status Report
地域を基盤とした住民・専門職協働による【地域福祉実践】参加型評価法の開発
Project/Area Number |
17K04209
|
Research Institution | Iwate Prefectural University |
Principal Investigator |
佐藤 哲郎 岩手県立大学, 社会福祉学部, 准教授 (50510799)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
雑賀 正彦 高知県立大学, 社会福祉学部, 助教 (60816255)
|
Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
|
Keywords | 参加型評価 / 地域福祉活動 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和2年度は、新型コロナウイルスの影響を受け、フィールド調査がほぼ進展しなかった。そのような状況下ではあったが、新たに高知市内の小地域において参加型評価のワークショップを実施することができた。それにより、評価ワークショップの新たな手法を暫定的ではあるが開発することができた。 また、松本市内の小地域を対象に、アウトカム(「地域福祉形成力」評価を実施するうえでの基盤となる研究論文を執筆することができた。本研究でわかったことは、アウトカムになり得る各要素は、単発に進展してくというより各要素が関連したり、実践の各プロセスで特に進展する要素があるということが見いだせた。また、実践を通じた住民同士の軋轢(コンフリクト)が発生した場合に、住民や専門職等による介入によって解消されるとともに、活動の進展に影響があることが見いだせた。 令和3年度も、新型コロナウイルスの影響を受けることが想定されるため、これまでの実践で培ったノウハウをまとめることを考えていきたい。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルスの影響を受けたことにより、フィールド調査が進展しなかったため。
|
Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルスの影響により、フィールド調査が進展できないことが想定されるため、本研究で得た知見を踏まえ、研究論文または実践報告としてまとめていく予定である。
|
Causes of Carryover |
新型コロナウイルスの影響を受けたためである。
|