2019 Fiscal Year Annual Research Report
Attempt to improve Japan's social care by referring to children's rights-based approaches in Italy and Sweden
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17K04263
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
川名 はつ子 早稲田大学, 人間科学学術院, その他(招聘研究員) (50091054)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
オムリ 慶子 関西学院大学, 教育学部, 教授 (20193823)
小谷 眞男 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (30234777)
三森 のぞみ 慶應義塾大学, 文学部(三田), 講師(非常勤) (70773026)
藤間 公太 国立社会保障・人口問題研究所, 社会保障応用分析研究部, 第2室長 (60755916)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 児童虐待防止 / 子どもの権利条約 / 児童福祉法 / 社会的養育 / 里親 / 特別養子縁組 / 週末里親 / 季節里親 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度に当たり、これまでの国内外における調査研究の成果を以下のように国内の大小の学会・研究会等で発表して、家庭生活・園や学校・地域の暮らしに還元し、子どもの権利条約に根差した子どもの福祉向上に貢献することをめざした。 早稲田大学里親研究会(多種多様な市民が集い、社会的養護の課題をフラットに語り合う場)の定例会を毎月開催したほか、200名超が登録するメーリングリストを通じて日常的に活発に意見交換・情報提供をしている。活動の記録はHPにて公開する。 また、子どもの権利条約全国巡回イラスト展を、計10回、東京都人権啓発センター、OMEP(世界幼児教育・保育機構)アジア・太平洋地域大会 2019 in 京都、十文字学園女子大学、府中市福祉まつり、一般社団法人ぐるーん(岡山)、まちの保育園代々木公園等で開催し、好評を博した。3月の府中ふれあいこども祭りでの展示がコロナ禍で中止に追い込まれるなど、影響を被った。 日本保育学会(大妻女子大)、日本子ども家庭福祉学会(立命館大学)、子ども虐待防止学会ひょうご大会(神戸市)などの学会発表やシンポジウム等へ参加した。 衆参の議員会館で頻回開催された超党派国会議員の勉強会に里親研のメンバー多数がオブザーバー参加し、児童虐待防止のための最前線の情況につき学んできた。 また、以下に列挙する子どもの権利擁護団体との連携協働をいっそう強化し、交流を深めた。これらのネットワークを今後の地域活動や、政策提言に活かしていきたい。NPOつなっぐ、文京区こまじいの家・こまぴよのおうち、北区社会福祉協議会の子ども若者応援ネットワーク、日本ファミリーホーム協議会、NPOアン基金プロジェクト、児童福祉法研究会、養子と里親を考える会、江東区子どもの権利とソーシャルワーク勉強会、子どもの権利条約総合研究所、子ども研究会、NPOブリッジフォースマイルなど。
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Research Products
(7 results)