2021 Fiscal Year Annual Research Report
Analysis of the characteristics of facial expression recognition skills and development of a training program for juvenile delinquents for the purpose of their reintegration into society
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17K04299
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| Research Institution | Higashiosaka Junior College |
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Principal Investigator |
西木 貴美子 東大阪大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (80634302)
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| Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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| Keywords | 非行 / 少年院 / 表情 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
非行少年の社会復帰を目的とした表情認知能力の特性の分析と訓練プログラムの開発をめざし，前年度までに調査を終了したA少年院在院者に加え，新たにA少年院に入所した少年を対象に表情認知課題を行い，写真を用いた表情認知トレーニングの作成および実地応用，動画を用いた表情認知トレーニングの作成と実地応用を行った。主な取り組みと結果は，下記の通りである。
１）新たに入所した少年を加えたA少年院在院者（75名）を対象に表情認知課題を実施し，一般大学生の結果との比較検討から，少年院在院者の表情認知の困難さや特性について論文にまとめた。
２）A少年院在院者で表情認知課題の成績が低い少年を対象に写真による表情認知トレーニングを実施し，少年院在院者の表情認知の困難さへの介入とその効果について学会発表を行った。
３）A少年院在院者で表情認知課題の成績が低い少年を対象に動画を用いた表情認知トレーニングを実施した。しかし，新型コロナ感染症拡大により少年院での実施が短期間となったため，得られたデータは少数であった。今後も継続的に実施予定である。
４）研究期間の科研の成果について，学会発表や論文等にて公開し，少年院在院者の表情認知特性と表情認知トレーニングの効果についての啓発を行った。
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