2020 Fiscal Year Research-status Report
「親子が離れて過ごすこと」に着目した児童期の子どもの自立に関する長期縦断研究
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17K04378
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Research Institution | Chukyo University |
Principal Investigator |
小島 康生 中京大学, 心理学部, 教授 (40322169)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 自立 / 離れる / 近づく / 小学生 / 母親 / 日誌調査 / 生態学的視点 |
Outline of Annual Research Achievements |
2013年から追跡を続けてきた200近くの家庭,および2017年度より開始した2つのコホート約20家庭に関して集めた,(1)子どもを家に置いて親が外出する,(2)母子で外出し,外出先で母子が一時的に別行動をとる,(3)子どもが母親の同行なしに外出する,の3点につ いての分析と,訪問時のインタビューのテープ起こしを完了させることが,2020年度の課題であった。しかしながら,2020年度は,新型コロナウィルスの感染拡大のため,大学の業務や授業の準備に多くの時間が必要となり,当初予定していた作業が行えなかった。 現在,先の20家庭の分析作業を半分程度終え,学会発表の準備を進めているところである。また併せて,インタビューデータの分析も,業者に委託するなどして早く完了したいと考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウィルスの感染拡大により,学事や授業の準備に多くの時間を費やすこととなり,完了させるつもりでいた分析やテープ起こしの作業が終えられなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
夏休みまでに分析を終え,学会での発表を目指す。また,インタビューデータのテープ起こしを業者に委託し,すべて完了させる。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルスの感染拡大により,データ分析に十分に時間が割けなかった。2021年度は,データの分析を済ませて学会で成果発表を行う。また,インタビューのテープ起こしも完了する予定である。
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