2019 Fiscal Year Research-status Report
An examination on a cultural difference in theory of mind among Japanese, Australian, and Iranian children
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17K04386
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Research Institution | Ryukoku University |
Principal Investigator |
東山 薫 龍谷大学, 経済学部, 准教授 (40563763)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
板倉 昭二 京都大学, 文学研究科, 教授 (50211735)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 心の理論 / 幼児 / 実行機能 |
Outline of Annual Research Achievements |
初年度に,イランとオーストラリアのデータ収集を自身の研究費で支出してくれる予定だった共同研究者が実は研究費を持っていないということがわかり,両国のデータを収集することができなくなった。急遽日本のデータのみで研究を続行することにした。そのため,調査内容や調査材料を一から見直すこととなり,2年目の大変はそれに費やし,後半からようやくデータ収集に着手することができた。3年目は3歳~6歳72名(各年齢18名)の幼児を対象に(1)心の理論課題(7課題),(2)誤信念課題(3課題),(3)実行機能を測定する課題(4課題),(4)言語能力を測定する課題,(5)説得課題を実施した。母親にはタブレットで(1)乳幼児に必須な養育環境リスト,(2)子どもの自閉症傾向に関する質問,(3)養育に関する質問,(4)学歴や経済状況等の家庭環境に関する質問を実施し,(4)慶應版ウィスコンシンカード分類検査を用いて実行機能を測定した。母子には(1)文字のない絵本の本読み2種類,(2)ブロック作成2種類(5歳半以下は1種類),(3)指定された玩具を用いた自由遊びをしてもらった。課題が多いため,2日に分けて調査を実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
日本の幼児のデータは収集し終えたが,テープ起こしに時間がかかっており,母親の言語使用を含めた分析にまだ着手できていないため。 2年目の終わりから,3歳~6歳72名(各年齢18名)の幼児を対象に(1)心の理論課題(7課題),(2)誤信念課題(3課題),(3)実行機能を測定する課題(4課題),(4)言語能力を測定する課題,(5)説得課題を実施した。母親にはタブレットで(1)乳幼児に必須な養育環境リスト,(2)子どもの自閉症傾向に関する質問,(3)養育に関する質問,(4)学歴や経済状況等の家庭環境に関する質問を実施し,(4)慶應版ウィスコンシンカード分類検査を用いて実行機能を測定した。母子には(1)文字のない絵本の本読み2種類,(2)ブロック作成2種類(5歳半以下は1種類),(3)指定された玩具を用いた自由遊びをしてもらった。課題が多いため,2日に分けて調査を実施した。データの収集が3年目の3月までかかり,補助事業期間延長を申請した。 現在は母子のやりとりのテープ起こしが完了したため,速やかに詳細な分析にとりかかる予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
すでにデータは収集し終え,母子のやりとりのテープ起こしも完了しているため,今後はデータの分析に専念する。これを遂行する上での課題はない。
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Causes of Carryover |
データの収集が最終年度の3月までかかり,母子のやりとりのテープ起こしが終わらなかった。そのテープ起こしに対する謝金を支払うため,次年度に使用額を延長した。
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Research Products
(2 results)