2021 Fiscal Year Research-status Report
幼児期の感情コンピテンスを支える文化的要因の検討-感情表出機能に着目して-
Project/Area Number |
17K04395
|
Research Institution | Niimi College |
Principal Investigator |
芝崎 美和 新見公立大学, 健康科学部, 准教授 (00413542)
|
Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 感情表出 / 文化的要因 / 向社会性 / 攻撃性 / 特性理解 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度では、幼児の社会性のうち、向社会性と攻撃性を取り上げ、保育者による評価と幼児の実際の行動との関連性の程度に、感情表出の困難さが影響するか否かを検討する予定であった。感情表出困難群と統制群のそれぞれについて、遊び場面においてタイムサンプリング法を用いた観察研究を行い、向社会的行動と攻撃行動の生起頻度と、向社会性と攻撃性についての保育者評定との関連性について検討しているところである。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルス感染症の影響で、保育現場に出向くことができず、十分な情報収集を行うことができなかったため。また、大学附属センター施設の立ち上げに携わり、研究エフォートが著しく低下したため。
|
Strategy for Future Research Activity |
研究実施園の協力が得られる範囲において、情報収集を行い、研究を遂行していく。
|
Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の影響で、研究を遂行することができなかったため。保育現場での情報収集が可能になった時点から、研究を速やかに再開したい。
|
Research Products
(5 results)