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2020 Fiscal Year Annual Research Report

Development and analysis of new training program including interpersonal skills for Special Support Educational Coordinators.

Research Project

Project/Area Number 17K04419
Research InstitutionYamaguchi University

Principal Investigator

松岡 勝彦  山口大学, 教育学部, 教授 (70312808)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 須藤 邦彦  山口大学, 教育学部, 准教授 (70533694)
大石 幸二  立教大学, 現代心理学部, 教授 (80302363)
Project Period (FY) 2017-04-01 – 2021-03-31
Keywordsコンサルテーション / 関係促進スキル / 特別支援教育コーディネーター養成
Outline of Annual Research Achievements

今年度は主に、①本研究が規定した標的スキル(応用行動分析についての知識、問題解決スキルならびに関係改善スキル)についての維持データの収集と、②学外の専門家を招聘した研究会の開催を実施した。
①については、平成31年度長期派遣研修教員5名と平成30年度長期派遣研修教員1名を対象に標的行動についての維持データを測定した。その結果、関係改善スキルについては介入効果の維持が認められた一方で、問題解決スキルについては介入直後より4~5割ほど生起率が低下した(ベースライン時の1.1倍程度で推移)。共通して低下した具体的なスキルは、クライアント(子ども)の行動問題の代わりになる行動について確認する項目や、支援の成果(データ)の収集方法を確認する項目などであった。また、いずれの長期研修生も、支援対象の子どもが在籍するクラスメイトへの影響や保護者との連携・情報共有方法などについてやり取りをする様子が確認された。
②については、1月に県内の教育関係者と県外(北陸地方と関東地方)の教育関係者を招いた研修会を実施した。前者では、県内の特別支援教育推進の観点から、本研究の知見が活かされる可能性が示唆された。後者では、養成されたスキルがその後の学校現場(教育委員会も含む)のどのような随伴性の中で維持されるかを踏まえたうえで介入を行う必要性が示唆された。また、フロアーの教育関係者と具体的な教育実践の観点からの意見交換を行った。
なお、コロナウイルス感染拡大の影響で維持データ収集の期間に大幅な遅延が生じたことから、当該年度では維持データを含めた研究成果の公表を行えなかった。そのため、次年度以降に公表する予定である。

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Published: 2021-12-27  

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