2019 Fiscal Year Research-status Report
発達段階を考慮した居場所づくりによる「不登校回復プロセス」のモデル化
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17K04435
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Research Institution | Sapporo International University |
Principal Investigator |
高野 創子 札幌国際大学, 人文学部, 講師 (00746589)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平野 直己 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (80281864)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 不登校 / 回復 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度は、不登校児童・生徒を支援する医療、教育、福祉(コミュニティ)施設にて調査を行った。今年度は、それぞれの分野の調査結果を分析し、関連する学会で成果を発表した。また、発達段階における「回復過程」の違いを検討する予定であったため、義務教育機関を卒業した、引きこもり状態にある思春期・青年期を対象とした調査を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初の予定通り、発達段階における「回復過程」の違いを検討するために、義務教育年限を終了した若者を対象に調査を行っていたが、予定していた二施設のうち、一つの施設での調査は終了したものの、もう一つの施設については、コロナ感染拡大、発表者の在住する地域で緊急事態宣言が発令されたことを受け、調査を実施することがかなわなかった。そのため、「やや遅れている」とした。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナウィスル感染拡大が終息したら、すみやかに予定していた調査を行い、成果を発表したい。
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Causes of Carryover |
最終年度に予定していた調査が、コロナ感染拡大を受け、延期になってしまったため、旅費の分が次年度使用額として生じてしまった。
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