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2019 Fiscal Year Research-status Report

就職活動と初期キャリアをつなぐ内定者フォロープログラムの開発と効果の検討

Research Project

Project/Area Number 17K04465
Research InstitutionMeisei University

Principal Investigator

高橋 南海子  明星大学, 明星教育センター, 准教授 (70620558)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 岡田 昌毅  筑波大学, 人間系, 教授 (10447245)
菊入 みゆき  明星大学, 経済学部, 教授 (10760598)
波田野 匡章  明星大学, 経済学部, 教授 (90831983)
Project Period (FY) 2017-04-01 – 2021-03-31
Keywords就職活動 / 内定者 / 社会への移行 / 初期適応
Outline of Annual Research Achievements

髙橋・岡田(2016)で示した就職活動と入社後初期の関係を示すモデルに基づき、就職活動による自己成長感を喚起すること、内定時期の行動を活性化することを目的とした「就職活動経験と初期キャリアをつなぐ内定者フォローアッププログラムを開発した。
プログラムには、①就職活動経験を振り返る活動、②内定期間中の活動計画を立案する活動、③立案した活動の遂行を支援する体制を含んだ。
プログラムの一環として、就職活動を終えた大学生10名を対象に、2019年9月上旬に4時間の「就職活動の振り返りと内定期間のデザインワークショップ」を実施し、効果測定を行った。
ワークショップは、リフレクションカードを用いて就職活動経験を語り合うグループ活動、、移行期の心理と行動の講義、内定期間中の行動計画の策定と共有により構成した。
ワークショップの開始前、開始後に意識や気分の変調を質問紙調査にて尋ねたところ、否定的感情の有意な低減が認められた。自尊感情,心理的ウェルビーイングなどの全体的な効果は見られなかった。自由記述からは、他者の活動を聞けたことへの肯定的な評価、内定期間の活動に対する意欲の向上などが見られた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

研究協力者の確保に難航し、内定者研修の実施規模が当初の予定より小規模となった。
2020年3月上旬に、ワークショップ参加者を対象に、内定期間の活動の共有、入社前の不安を解消するワーク等を含めたフォローアップ研修を実施予定であったが、コロナウィルス対策により実施できなかった。

Strategy for Future Research Activity

2019年に内定者研修に参加して研究協力者の追跡調査を行う。その際、入社初期の状況が変化していることを踏まえた調査内容に変更して実施する。2020年度に就職活を行った大学生を対象に、内定者を対象とした研修を再度実施する。
就職活動の進め方や経験されたことが昨年までの異なることが想定されるため、活動の実態に関するヒアリング調査の実施し、実態に合わせて研修の内容や実施形態を変更して実施する。

Causes of Carryover

研究協力者の確保に難航し、内定者研修の実施規模が当初の予定より小規模となった。また、2020年3月上旬に予定していたフォローアップ研修が、コロナウィルス対策により実施できなかっため、研修にかかる費用およびその際の調査費用等が使用されなかった。2020年度に当初予定していた規模のワークショップを再度行うこととする。

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Published: 2021-01-27  

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