2020 Fiscal Year Research-status Report
社会的立場と性ホルモンの交互作用による注意制御の適応的メカニズムの解明
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17K04511
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Research Institution | Kobe Shinwa Women's University |
Principal Investigator |
犬飼 朋恵 神戸親和女子大学, 文学部, 准教授 (10531684)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河原 純一郎 北海道大学, 文学研究院, 教授 (30322241)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 性ホルモン / 注意制御 |
Outline of Annual Research Achievements |
当該年度については,COVID-19の感染症対策に伴う所属機関または政府の防疫方針のもと,長期にわたり研究を中断していた。また,唾液を採取することにより性ホルモンの分泌量を測定することを計画していたが,感染症対策の観点から計画の見直しを余儀なくされている。そのため,研究の成果を公表するに至っていない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19の感染症対策に伴う所属機関または政府の防疫方針により,研究を長期にわたり中断が余儀なくされた。またそれに伴い研究計画の見直しの必要性が生じた。そのため,当初の研究計画からの遅れが生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
当初予定していた唾液による性ホルモンの計測が難しい状況であるため,ほかの方法(指の長さ比など)を用いる。実験においてひととの接触が困難な状況が続く場合には,性ホルモンの分泌量の多寡ではなく男女差など異なる要因を取り入れることにより,社会的地位の高低によって注意を中心とした認知課題の遂行成績に変化が生じる可能性について検討する。
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Causes of Carryover |
コロナ禍により研究を行えない期間があったため次年度使用額が生じた。次年度使用額は,実験機材の購入や学会活動費及び論文投稿や実験実施等に伴う費用に用いる。
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Research Products
(1 results)