2019 Fiscal Year Annual Research Report
In-service training for ECEC teachers working with children at a child welfare institution and families to provide support
Project/Area Number |
17K04606
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
砂上 史子 千葉大学, 教育学部, 教授 (60333704)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福丸 由佳 白梅学園大学, 子ども学部, 教授(移行) (10334567)
野坂 祐子 大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (20379324)
實川 慎子 植草学園大学, 発達教育学部, 准教授 (80619776)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 保育・幼児教育 / 社会的養護 / 心理教育 / 研修 / 保育者の専門性 |
Outline of Annual Research Achievements |
「施設入所児・要支援家庭児に対する保育者の専門性向上のための研修プログラムの開発」のため、平成31(令和元)年度は、以下を実施した。 1)開発したワークショップ型研修の効果検証:平成30年に実施した、保育者等対象とした心理教育に根差したワークショップ型研修の事後調査の結果を基に、研修の効果を検証した。その結果、開発した心理教育に根差した事例を用いたロールプレイの研修が有効であることが明らかになった。この結果をまとめ、臨床発達心理士会第15回大会(令和元年9月28日 九州産業大学)にて、「子どもや親の困難さに応じる心理教育に根差したワークショップ型研修」と題して実践報告を行った。 2)学会シンポジウム開催:日本保育学会第72回大会(令和元年5月25日 大妻女子大学)にて、自主シンポジウム「保育・幼児教育と社会的養護との連携:現状と展望」を開催した。企画:砂上史子、司会:實川慎子、話題提供:坪井瞳、砂上史子、鈴木由歌、塚本秀一、指定討論:小木曽宏、村松健司。 3)研究成果報告書の作成:平成29~31(令和元)年度の3年間における、研究成果をまとめた報告書『施設入所児・要支援家庭児に対する保育者の専門性向上のための研修プログラムの開発』を作成した。報告書では、3年間に実施したシンポジウム(2件)、ワークショップ型研修と受講者アンケート結果(3件)、学会発表(1件)、質問紙調査(1件)等の成果を報告した。報告書は、保育・幼児教育、社会的養護等に関る調査研究協力者等に配布した。
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Research Products
(9 results)