2022 Fiscal Year Annual Research Report
A study of the Health Education in Lifelong Learning Society -current state of Hiroshima-prefecture and Miyagi-prefecture.
Project/Area Number |
17K04658
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Research Institution | Shujitsu Junior College |
Principal Investigator |
大友 達也 就実短期大学, 生活実践科学科, 教授 (90369497)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
黒野 伸子 宮崎学園短期大学, 現代ビジネス科, 教授 (70515957)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 健康自己管理 / 生涯学習 / 健康寿命 / 関係性 / ソーシャルキャピタル / 予防 / 健康情報 / 健康診査 |
Outline of Annual Research Achievements |
健康自己管理には、親や先祖、代々から伝達される文化、その地域の特性のほかに、本人が関わる他者との関係性が関連している。そのための質的なインタビュー調査を広島と仙台でしてきた。今年度は調査はしていないが、分析に力を入れている。 関係性が健康自己管理に影響があることは、先行研究からでもある程度、仮設は十分でき、検証できると考えるが、関係性以外の文化的な点については、どのように影響しているかについての検証は必要と考えた。そのため、診療明細書など、我々が発見した小寺家文書の分析とそれに関わって様々な資料による分析を行っている。これは論文にまとめており、JADP論文集に投稿した。今年度は、このほかに、これまで調査したデータから分析をmGTAにより、整理し、調査、分析課程において、あらためて追加が必要であるかどうかについて検討した。質的調査の分析において、論理化を検討したが、それによって、追加すべき調査が不要であったため、調査を打ち切った。そのため、今年度はこれまで調査したデータを分析し、追加の論文に着手している。
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