2020 Fiscal Year Annual Research Report
Envisioning the concept of 'academic-ness' in exploring academic profession
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17K04691
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
佐藤 万知 京都大学, 高等教育研究開発推進センター, 准教授 (10534901)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
立石 慎治 筑波大学, 教育推進部, 助教 (00598534)
丸山 和昭 名古屋大学, 高等教育研究センター, 准教授 (20582886)
杉原 真晃 聖心女子大学, 現代教養学部, 教授 (30379028)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 教育と研究の関係 / 大学教授職における研究の意義 / 大学と社会の関係 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究実施計画では,最終年度にそれまでの調査の結果を整理し,広く議論する場を設定して,アカデミックネス概念の通用性について議論をする予定としていた。しかし,COVID-19の影響により,議論の場として予定していたAcademic Identities Conference等がキャンセルとなり,計画の見直しが必要となった。 そこで,前年度までの調査より改めて議論が必要となった大学教員にとっての教育と研究活動のあり方について検証することに計画を変更し,「大学教員としてのふさわしさ」に関して実施した大卒者へのウェブ調査の結果分析,オーストラリアの教育専任教員の制度の調査,国内の教育専任教員および実務家教員の調査を行った。これらの調査の結果は3報の論文として発表するとともに,新規の調査「大学教員らしさに関するインタビュー調査」として展開をしている。新規の調査は,2021年度に新規採択となった基盤研究B「大学教授職の役割分化の実態と論点の整理:日豪の教育担当教員を事例に」に引き継がれ,現在,14名のヒアリングを実施済みである。
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Research Products
(6 results)