2018 Fiscal Year Research-status Report
Study Abroad Students' Identification Practices, Motivations, and Learning Evaluations: Examining Heterogeneity and Fluidity
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17K04718
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
POOLE Gregory 同志社大学, 国際教育インスティテュート, 教授 (60307147)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
徳永 智子 群馬県立女子大学, 国際コミュニケーション学部, 講師 (60751287)
井本 由紀 慶應義塾大学, 理工学部(日吉), 講師 (90581835)
DEBNAR Milos 龍谷大学, 国際学部, 講師 (90735292)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | グローバル教育 / アイデンティティ / 海外留学 / 移民 / ボーダークロシング |
Outline of Annual Research Achievements |
本共同研究は、参加調査者がそれぞれの(共同)研究を行い、それをまとめて発表出版するというものである。研究が助成されたこの3年間で二つのプロジェクトを行った。一つ目は、「日本」と「海外」の間にあるボーダー、そして「留学生」と「移民」の間にあるボーダーの社会的構築についての批判的考察を行う調査で、その調査結果はアジア研究学会(米国、デンバー市)でドーア根理子がオーガナイズしたパネル(ドーア根理子、グレゴリー・プール、ロイ・ヘドリック、ブルース・ホワイト、井本由紀、富永智子、ミロシュ・デブナーが発表)で2019年3月に発表され、その発表をもとに編集本の出版の計画がされている(ラウトレッジ出版社と契約)。二つ目は、2018年夏のドーア根理子の調査に参加した学生たちと共に章を書いていく編集本作成のプロジェクトで、ドーア根理子とグレゴリー・プールの共編を計画している。 前述の第一の編集本は現在第一稿が集まっている段階であり、2019年の九月には最終稿を出版社に提出する予定となっている。又、アメリカ在住のドーア根理子が、2019年の六月から七月まで日本に滞在し、新たに調査してデータ収集、他の共同研究者と会合、グレゴリー・プールと2冊目の編集本の作成を予定している。2018年夏のドーア根理子の調査に参加した学生の調査結果をもとに2冊目の編集本を学生たちと協働しつつ出すことになった。その為にはドーア根理子の来日が2019年度になり、滞在中は新たにデータを取り、両編集本の原稿にそれを足す予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
当初の計画では、編集本を一冊だけ出すことを予定していたが、現在二冊目の編集本を計画している。
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Strategy for Future Research Activity |
前述の第一の編集本は現在第一稿が集まっている段階であり、2019年の九月には最終稿を出版社に提出する予定となっている。 又、アメリカ在住のドーア根理子が、2019年の六月から七月まで日本に滞在し、新たに調査してデータ収集、他の共同研究者と会合、グレゴリー・プールと2冊目の編集本の作成を予定している。
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Causes of Carryover |
1) 2018年度予算が残った理由: アジア研究学会でドーア根理子がオーガナイズしたパネル(ドーア根理子、ロイ・ヘドリック、井本由紀、富永智子、ミロシュ・デブナーが発表)で2019年3月に発表されたが、大学業務の理由で二人(グレゴリー・プール、ブルース・ホワイト)が実際に学会参加が出来なかった利用で予算が残った。 2) 残った予算と次年度以降の予算を合わせた使用計画: 2018年夏のドーア根理子の調査に参加した学生の調査結果をもとに2冊目の編集本を学生たちと協働しつつ出すことになったため、ドーア根理子の来日が2019年度に必要となり、そのためドーア根理子の渡航費のために科研費の費用が必要となった。滞在中は新たにデータを取り、両編集本の原稿にそれを足す予定である。
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