2020 Fiscal Year Annual Research Report
A longitudinal survey on teacher skill formation in Japan
Project/Area Number |
17K04727
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Research Institution | National Institute for Educational Policy Research |
Principal Investigator |
妹尾 渉 国立教育政策研究所, 教育政策・評価研究部, 総括研究官 (00406589)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
波多江 俊介 熊本学園大学, 商学部, 准教授 (70733715)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | パネル調査 / 教員 / 職能形成 / キャリア形成 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、教員を追跡したパネルデータを中長期で構築し、教員の職場適応や職能成長に関する個々人の変化を定量的に把握することにより適応や能力形成の要因となる勤務環境・条件等を明らかにすることである。 本来であれば当初予定された最終年度にあたる令和元年度において、調査協力を得た各教育委員会を訪問し、継続的な教員調査に関するご協力のお礼及びこれまでの調査研究の進捗と分析結果の報告を行う予定であった。しかしながら、同時期に発生した新型コロナウイルス(COVID- 19)に係る混乱のため中止となった。そのため、令和2年度については研究期間を1年延長してこれを実施することとなっていた。しかしながら、実際には本年度についてもコロナウイルスに係る混乱が引き続き発生したため、可能な範囲でオンライン等に切り替えて実施することとなった。 一方で、教員パネル調査については、前年度までの研究期間において予定されていた追跡調査の実査は全て終了した。本年度については、パネルデータセットの整備、分析、研究会を継続して実施し、その研究成果は本年度に『教員の職場適応と職能形成 教員縦断調査の分析とフィードバック(国立大学法人兵庫教育大学教育実践学叢書6)』(川上泰彦編、ジアース教育新社、1月)の一部(2章、3章、4章、8章、13章)として刊行された。
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Research Products
(1 results)