2021 Fiscal Year Research-status Report
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17K05222
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Research Institution | Sugiyama Jogakuen University |
Principal Investigator |
伊藤 仁一 椙山女学園大学, 教育学部, 教授 (20193493)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清原 一吉 岡山大学, 自然科学研究科, 特命教授 (80153245) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 測地線 / 最小跡 / 第1共役跡 / 多面体 / 距離関数 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和3年度も令和2年度とほぼ同様に、コロナ感染症流行のために、研究自体は中断状態であった。しかし、最小跡に関する5つ(A,B,C,D,E)のテーマに関して以下のように進めることができた。 (A) Jacobi の last statement の一般化の論文を昨年度に公表し、一応、終了している。 (B) 非凸多面体の最小跡とその本質的部分を定義し、距離関数を用いて多面体のハンドル分解を示す論文を進めている。 (C) 四面体の場合に限って、その直径や半径に関する不等式を示した論文を公表した。 (D) (B)の結果を用いて、応用を考察することに関しては中断状態である。 (E) 非凸多面体の最小跡の定義を模倣することによって、グラフや複体の最小跡の定義を試みているが、いろいろな定義があり得て、慎重に考察を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ蔓延により出張出来なかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
感染状況次第であるが、もう一年延長することによって、当初の目的を達成したい。
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Causes of Carryover |
感染拡大にともない出張が極めて限定的であり、十分な研究打ち合わせが出来なかったため、次年度に繰り越し、当初の予定を遂行することを計画している。
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