2017 Fiscal Year Research-status Report
国際リニアコライダーのための超伝導加速空洞内面の磁気研磨法の開発
Project/Area Number |
17K05476
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Research Institution | High Energy Accelerator Research Organization |
Principal Investigator |
山中 将 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 機械工学センター, 教授 (20292229)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江並 和宏 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 機械工学センター, 助教 (00370073)
道前 武 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 共通基盤研究施設, 博士研究員 (70740471)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 磁気研磨 / ニオブ / 超伝導加速空洞 / 加速器 |
Outline of Annual Research Achievements |
磁気研磨の専門家に本研究の実現性について尋ねたところ、十分解決できるとのことであった。まずは、ニオブパイプで基礎的な試験を行うことにし、その準備を行った。平行して市販されている磁気研磨装置、方法について調べた。また、加速器関連の学会に出張して、超伝導加速空洞の需要を調査した。 平成29年9月に怪我をして、さらに体調不良により長期間の休職となった。新規の研究で、分担の研究者のみでは遂行が困難であり、研究が停滞した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究代表者の病気休職のために研究が停滞し、予定していたニオブパイプを使った基礎実験、空洞の磁気研磨装置の設計を実施できておらず、研究計画に遅れが生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
大幅に遅れているため、今後の見通しは不透明であるが、研究分担者を始めとした関係各位と相談のうえで推進する予定である。
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Causes of Carryover |
研究代表者の長期病気休職により、予定していたニオブパイプを使った基礎実験、空洞の磁気研磨装置の設計を実施できていないため、その経費分の未使用額が生じた。使用計画は不透明ではあるが、基本的には計画をそのまま後ろ倒しして実施し、使用する予定である。
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