Digital Image Watermarking Scheme for Wide Variety of Attack

2021 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 17K06430
• Research Institution: Nagasaki University
• Principal Investigator: 藤村 誠 長崎大学, 情報データ科学部, 准教授 (30229041)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 今村 幸祐 金沢大学, 電子情報通信学系, 准教授 (00324096)
• Project Period (FY): 2017-04-01 – 2023-03-31
• Keywords: 画像電子透かし / 画像検索

Outline of Annual Research Achievements

(1)複数電子透かし方式による埋め込み方式の実験的検証
前年度に引き続き、対象画像の同一位置に同じビット列の透かし情報を埋め込むことで、平均値攻撃を受けた場合の透かし情報残存確率の向上を図る方式については実装を行ったが、評価実験を継続している。すなわち、透かし情報の埋め込み方式を変えた場合の透かし情報の残存率の変化などいくつかの確認事項が残っている。また、Seam Carvingを用いた微小変位の画像への付加による平均値攻撃後の画質劣化を生じさせることで攻撃抑制を行う方式についても四分木分割を適用した実装を行ったが、ブロックサイズや分割方法などいつくかの検討事項についての評価実験を継続中である。
(2)高速かつ簡易な画像検索アルゴリズムの実験的検証
本テーマについては2020年度に終了している。

Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

(1)複数電子透かし方式による埋め込み方式の実験的検証
研究推進および成果発表について新型コロナ対策により遅れが生じていたが、評価実験と成果発表を残すのみとなった。
(2)高速かつ簡易な画像検索アルゴリズムの実験的検証
2020年度に終了している。

Strategy for Future Research Activity

(1)複数電子透かし方式による埋め込み方式の実験的検証
研究推進および成果発表について新型コロナ対策により遅れが生じていたが、評価実験と成果発表を残すのみとなった。
(2)高速かつ簡易な画像検索アルゴリズムの実験的検証
2020年度に終了している。

Causes of Carryover

複数電子透かし方式による埋め込み方式の実験的検証については、新型コロナの影響を受けて、予定していた研究発表等に支障が生じたため、次年度使用額が生じた。令和4年度は研究成果発表および論文投稿を行う予定である。