2017 Fiscal Year Research-status Report
戦前・戦災復興都市計画にみる景観形成理念とその現代的意義の検証に関する研究
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17K06598
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
川崎 雅史 京都大学, 工学研究科, 教授 (20195077)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 敬太 京都大学, 工学研究科, 准教授 (80565531)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 都市計画 / 景観 / 公園緑地 / 風致 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度の研究実績としては、戦前戦後の日本全国の主要都市における都市計画公園および風致地区指定の計画理念について、その計画理念と事業化の過程を把握するための資料調査を進めた。なかでも京都市と大阪市、城崎町に関する資料を収集し分析を行った。その成果の一部については、「戦前の京都都市計画風致地区内における建築物等の行為許可の実態について」景観・デザイン研究講演集No.13(pp. 261-267, 2017年12月)において発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度は研究計画通り,日本における都市計画黎明期の都市計画公園および風致地区指定の計画理念と事業化の過程を把握するため、全国の主要都市を対象に資料調査を進めた。なかでも京都市と大阪市、城崎町に関する資料を収集し分析を行った。その成果の一部については、「戦前の京都都市計画風致地区内における建築物等の行為許可の実態について」景観・デザイン研究講演集No.13(pp. 261-267, 2017年12月)において発表を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度は、日本における戦災復興都市計画における都市計画公園の計画理念について調査研究を進める。なかでも、河川沿に緑地帯を設けた主要な都市を対象に、その計画理念と事業化の過程を把握するため、資料調査を進める。
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Causes of Carryover |
本年度は、関西地方の資料調査を優先し、一部の東京での国立公文書館や国会図書館での資料調査は次年度に持ち越したため、旅費に未使用額が生じた。これについては平成30年度で使用する予定である。物品費についても同様であり、一部平成30年度に持ち越した。
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Research Products
(3 results)