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2020 Fiscal Year Research-status Report

韓国の米産業発展対策における米農業の競争力強化に関する実証研究

Research Project

Project/Area Number 17K07966
Research InstitutionSaga University

Principal Investigator

品川 優  佐賀大学, 経済学部, 教授 (10363417)

Project Period (FY) 2017-04-01 – 2022-03-31
Keywordsトゥルニョク経営体 / 農業構造 / 直接支払い / 二毛作
Outline of Annual Research Achievements

本研究は,韓国において米を関税化した際に政府が打ち出した米産業発展対策による米産業の競争力強化の検証をテーマとしている。
今年度は,特に米産業発展対策により韓国の米産業の構造政策として打ち出したトゥルニョク経営体に焦点をあてて,海外での新たな現地調査及びこれまでの実施した調査の追跡をおこなうことで,最終的なとりまとめに結びつけようと計画していた。
しかし,新型コロナウイルスによる海外渡航・入国の禁止措置がとられたため,一度も訪韓することができずに終わった。その代替措置として,可能な範囲でインターネットを通じた資料収集等をおこなったが,それはあくまでも他の研究者による文献あるいはデータによる考察にとどまらざるを得ず,現地調査を通じて実態を考察する手法をとる代表者としては,実質的な研究には至らなかったのが現実である。
以上を踏まえ,本研究は2020年度を最終年度していたが,上記の事情から1年間,研究期間を延長することにした。とはいえ,新型コロナウイルスによる影響は,国内はもちろん海外でも,そして本研究の対象である韓国においても依然猛威を振るっており,計画通りに調査ができるのかどうか,予断を許さない状況にある。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

新型コロナウイルスにより海外への出国,調査対象国による入国制限等があり,まったく現地調査ができなかったことが最大の要因である。

Strategy for Future Research Activity

昨年度の計画,すなわち引き続き現地調査による大規模農家及びトゥルニョク経営体の実践実態や課題等について考察する。

Causes of Carryover

新型コロナウイルスによる影響で,海外への出国及び調査対象国による入国制限等により海外調査がまったくできなかったため。
現地調査に関しては新型コロナウイルスの地域的感染状況がみえなければ,計画を立てることすらできない。その他,これまでの研究の整理と文献及び統計データで可能な範囲での整理をおこなう。

URL: 

Published: 2021-12-27  

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