2017 Fiscal Year Research-status Report
人口減少・高齢化の下での中食の供給構造の動向とその健全な成長に関する研究
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17K07981
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Research Institution | Nakamura Gakuen College |
Principal Investigator |
薬師寺 哲郎 中村学園大学, 栄養科学部, 教授 (20356306)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 克也 農林水産省農林水産政策研究所, その他部局等, 研究員 (20371015)
八木 浩平 農林水産省農林水産政策研究所, その他部局等, 研究員 (50769916)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 中食 / 生産構造 / 総菜 |
Outline of Annual Research Achievements |
中食の生産構造について,経済産業省『工業統計表』を利用したマクロ的な分析を行う一方,中食と食品摂取,健康の分析のための調査設計を行った。 中食の成長に関するマクロ分析では,2009年から2014年までの5年間で食品産業の付加価値額の名目成長率が1.2%の減少であったのに対し,中食産業(総菜製造業,すし・弁当・調理パン製造業)の成長率は13.5%と高い成長を示しており,中食産業が食品産業の成長をけん引していることを確認した。 しかしながら,1人当たりの付加価値額の成長に関しては,すし・弁当・調理パン製造業は5.5%の成長を示したが,総菜製造業は6.2%の減少となっており,同じ中食産業の中でも部門によって違いが見られることが明らかとなった。 その要因としては,総菜製造業は,すし・弁当・調理パン製造業に比べて従業員規模別の出荷額や付加価値額が従業員規模の小さい事業所に偏っていることが考えられる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度予定していた生産構造のマクロ分析は順調に進捗し,ほぼ当初の研究計画通りに進捗している。
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Strategy for Future Research Activity |
中食と食品摂取,健康の分析について,調査を行い,データ収集と収集したデータの分析を行う。 中食の生産構造に関するマクロの分析結果を背景にして,中食生産についてのヒヤリング調査を行う。
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Causes of Carryover |
初年度購入予定だった統計分析ソフトなどをアンケート調査の分析を行う次年度に購入することとした。 次年度は,これらソフトの購入と中食と食品摂取,健康との関係についてのデータ収集と分析,事業所のヒヤリング調査のための旅費に使用予定である。
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