2018 Fiscal Year Research-status Report
アポリポ蛋白E遺伝子欠損ウサギモデルを用いたアポEの機能解析
Project/Area Number |
17K08783
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Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
新見 学 山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (80644898)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | アポリポ蛋白E / リポ蛋白代謝 / ウサギ / ノックアウト / ゲノム編集 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度はアポEヘテロ欠損ウサギを用いて糖代謝・インスリン抵抗性に及ぼす影響を検討した。今年度は最終年度に実施予定のアポEホモ欠損ウサギを用いた実験の遂行に備えて、繁殖用ウサギの収集を中心に実施した。ウサギ特有の近交退行を防ぐ目的で、複数ラインの雌雄ヘテロ個体を野生型との交配で作出した。その後、別ラインのヘテロ×ヘテロの交配により、繁殖用の雌雄ホモ個体を得た。性成熟を迎えた5~6月齢の繁殖用ウサギをホモ×ヘテロの組合せで交配を行い、ホモ欠損ウサギ実験用繁殖を開始した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
最終年度に実施予定のホモ欠損動物を用いた実験に供するウサギの繁殖体制の整備し、繁殖を開始した。
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Strategy for Future Research Activity |
アポEホモ欠損ウサギを用いたin vivo実験を遂行する。
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Research Products
(5 results)