2018 Fiscal Year Research-status Report
医療者教育アソシエイト/フェローシップ養成LMSの開発と全国展開
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17K08909
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
丹羽 雅之 岐阜大学, 医学部, 教授 (40156146)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | フェローシップ / アソシエイト / セミナーとワークショップ / LMS / eラーニング / モバイル / eポートフォリオ / 医学教育セミナーとワークショップ |
Outline of Annual Research Achievements |
本申請は体系的かつ継続的医療指導者能力開発支援プログラムである『医療者教育アソシエイト/フェローシップ養成lerning management system (LMS)』を開発・構築し、プログラムを更に充実させ、全国展開を図るものである。 ① 医療者教育アソシエイト認定システムの完成:MEDCが長年にわたり実践してきた医学教育セミナーとワークショップ(S&W) を受講/参加した述べ6,500 余名のデーターベースを構築し、医療教育に関する必須要素別の獲得ポイントに基づき、アソシエイト申請・認定ができる管理システムを開発・構築した。これによりS&Wへの参加申し込み、参加者個々の参加状況・獲得ポイントの把握、アソシエイト申請・認可、フェローonlineコースへの参加・フェロー申請・認定等が一元管理できる総合システムが完成した。 ② 2018年度には本システムを利用し、S&Wを4回、教務事務研修を1回開催し、それぞれ570名および46名が参加した。また、アソシエイト認定有資格者18名がアソシエイト申請し認定された。一方、フェローonlineコースとしてモジュール1、2、3を実施し、これへの参加者はそれぞれ23名、21名、20名であり、その結果フェロー12名が認定された。なお、アソシエイトとフェローの認定者数の今までの累計はそれぞれ62名、25名である。なお、フェローonlineコースの派生として、本システムを用いた「IPEを学ぶオンラインコース」も開講した。 ③ 参加者の利便性を高めるために、スマートフォン等モバイル用のアクセス画面の構築を行った。 ④ ③のノウハウを応用し、医学科4、5年生が行っている海外臨床実習での学生の学習や生活に対する支援を強化する目的で、モバイル対応海外臨床実習e ポートフォリオシステムを構築し実践した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
医療者教育アソシエイト/フェローシップ養成LMSの開発はほぼ順調に推移し問題無く稼働している。この結果、S&Wへの参加者、アソシエイトならびにフェロー認定者もほぼ計画通りに推移している。 また、利用者の利便性を高めるためのモバイル対応化も順調に完成し、他の学習システムにも応用ができた。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度計画として、医療者教育アソシエイト/フェローシップ養成LMS の実践、ならびにその検証・改善を継続して実施する。さらにこのノウハウを生かし、医療者教育学修士課程のカリキュラム構築を手掛ける。
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Causes of Carryover |
節約をした結果、残額が発生した。
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