2021 Fiscal Year Research-status Report
Construction of quantitative evaluation system for breast cosmesis
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17K09064
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
大谷 侑輝 大阪大学, 医学系研究科, 招へい研究員 (70462215)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
瀬尾 雄二 大阪大学, 医学系研究科, 寄附講座准教授 (00302000)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 乳癌 / 整容性 / 3Dスキャナ / 放射線治療学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、非接触型の3Dスキャナを用いて、放射線治療2年後まで整容性の評価を4回(6ヶ月、12ヶ月、18ヶ月、24ヶ月年後)実施する計画である。
2019年に、目標の50症例の登録が完了したが、COVID-19の影響により、追跡期間中に数名の方が受診を拒否され、追跡調査が実施不能となった。また、研究同意撤回と、再発による調査中止もあった。そのため、当初の予定では、50症例を4回評価で200サンプルを取得し、解析する算段であったが、166サンプルの取得に留まった。
現在は、乳房の特徴量(左右差)と、人間が直感的に評価する整容性評価の関係性について解析している。乳房の整容性を左右する主成分分析、観察者間変動が大きい症例の特徴抽出などを試みる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
取得したサンプルにおいては、3D computer graphicsソフトウェアを用いた解析が完了し、乳房の左右差などの特徴量を抽出した。現在は、人間が直感的に評価する整容性の評価を実施しており、評価者は20名を予定している。現時点で17名まで完了した。
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Strategy for Future Research Activity |
取得した166サンプルのデータを用いて、人間が直感的に評価する整容性に影響を与える因子を求める。
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Causes of Carryover |
残金は、次年度の学会発表で使用する予定である。
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