2020 Fiscal Year Research-status Report
腸内フローラと心機能および動脈硬化、さらに動脈硬化進行との関連
Project/Area Number |
17K09136
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Research Institution | Kanazawa Medical University |
Principal Investigator |
長澤 晋哉 金沢医科大学, 医学部, 講師 (30510341)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浅地 孝能 金沢医科大学, 医学部, 教授 (00183137) [Withdrawn]
西野 善一 金沢医科大学, 医学部, 教授 (70302099)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | trimethylamine-N-oxide / BNP / CAVI / TMAO |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、腸内細菌によって産生されるtrimethylamine-N-oxide (TMAO) と心機能に強く相関するbrain natriuretic peptide (BNP)、およびTMAOと動脈硬化指標であるCardio Ankle Vascular Index (CAVI)との関連について、他の交絡因子を調整した多変量解析によって分析し、さらにTMAOとCAVIの平均年間変化量との関連も同時に分析する、ことである。 平成29年度の本研究初年度には、大学の倫理審査委員会の承認を得た。 平成30年度より以下を実施したが、実際は研究参加者は若干少なく166名(計画は約200名)、また研究参加者の中でCAVI測定実施済みの者は10名以下であった。また血漿BNPは当院での検査体制などにより研究開始から血清NT-pro BNPに変更している。 1)研究対象者からの同意:大学附属病院の人間ドック受診入院者で、年齢が40から70代の男女計166名に対し、研究計画について説明し研究参加の同意を得た。 2)人間ドック:対象者について人間ドックを行い、下記の問診、身体計測、血液検査、CAVIを測定した。*)問診:健康状況や内服治療の有無、喫煙や飲酒状況、身体活動量など。身体計測:身長、体重、腹囲、収縮期血圧、拡張期血圧など。血液 データ:総コレステロール、HDLコレステロール、トリグリセライド、血糖、ヘモグロビンA1c、TMAO(血漿)、NT-pro BNPなど。血圧脈波装置(VS-1500AN、フクダ電子株式会社製):CAVIとAnkle Brachial pressure Index 本年度は第52回日本動脈硬化学会総会・学術集会に成果発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
実際は研究参加者は若干少なく166名(計画は約200名)、また研究参加者の中でCAVI測定済みの者は10名以下であったが、本年度はCOVID-19パンデミックのため国際学会には参加できなかった。また現在、国外学会への発表準備および論文作成中である。
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Strategy for Future Research Activity |
国際学会発表と論文作成などの研究成果発表を行いたい。
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Causes of Carryover |
COVID-19パンデミックのため国際学会への出張ができなかったため、今年度に行う予定である。
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Research Products
(1 results)