2021 Fiscal Year Research-status Report
Personalized preventive medicine using data envelopment analysis
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17K09152
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Research Institution | Kanagawa Cancer Center Research Institute |
Principal Investigator |
成松 宏人 地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター(臨床研究所), その他部局等, 部長 (50524419)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中田 善規 帝京大学, 公私立大学の部局等, 教授 (60287018)
片山 佳代子 地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター(臨床研究所), その他部局等, 副技幹・主任研究員 (70584374)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 予防医療 |
Outline of Annual Research Achievements |
目的: DEAを活用したリスクモデルを実際の特定健診・特定保健指導を行った集団に適応することで特定保健指導介入下におけるリスクモデルの有効性を明らかにする。結果をもとに、DEAを活用した予防医療プログラムを作成し、前向き研究でその効果を確認する。 当初の計画: 1)申請者らが行っているゲノムコホート研究である「神奈川県みらい未病コホート研究」(新学術領域・がん研究分野の特性等を踏まえた支援活動H28-33年度)を活用し、実際の特定健診・特定保健指導を行ったコホート集団を対象にDEAによるリスクモデルを構築し、肥満、高血圧、高脂血症に効率性スコアを算出する。2)疾患毎だけでなく、年齢毎、男女毎、治療状態(服薬群、被服薬群)ごとの効率性スコア算出も行う。3)健診受診時および1年後の健診再受診時のデータを利用してリスクモデルの有効性を検討する。その中でリスクモデルの有効な疾患、有効な受診者グループを抽出する。4)有効なリスクモデルを指標に活用し予防医療プログラムを作成し、介入を行い、前向き研究にてその効果を明らかにする。5)上記の成果を踏まえて、DEAを活用した有効な個別化予防法を明らかにする。 進捗: 高畠町の特定健診データベースからの情報取得し、同地区で2004年より行われている山形大学のコホートデータを使用し、介入可能なリスクモデルを開発し、論文発表した。 上記からDEAを活用した介入研究のプログラムを作成し、それを検証する前向き介入研究を行っている。2020年度はベースラインのリクルートを行った。症例リクルートは修了し、2021年度には追跡調査が終了した。 2022年度にデータの解析を予定している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
データの収集および予防医療介入は進んだもののデータの解析が次年度にずれ込んだため。
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Strategy for Future Research Activity |
現在実施している、前向き研究の参加者の追跡調査を実施して、解析する。
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Causes of Carryover |
データ解析の実施が次年度にずれ込んだため、使用額が生じた。 次年度に主に介入研究データ収集のための旅費、データマネージメントおよび解析費用、論文作成関連費として使用する予定である。
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