2017 Fiscal Year Research-status Report
Effective suicide measures among younger age group by the cooperation with medicine and administration
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17K09194
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
井上 顕 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (40469036)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 自殺 / 若年 / 有効対策 / 協同 / 総合的側面 / 健康 / 指標 / 社会 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題は平成29年度から31年度までの3年計画で、今年度はその1年目であった。5事項から検討した上で、最終的には「現在における有効な自殺対策の示唆」(よって計6事項からなる研究)を行う考慮をしている。 本年度は現時点までの本分野の先行状況等を中心に調べた。「(1)自殺既遂者の詳細な実態調査」と「(5)海外調査」を主体に見通しがたっており、殊に「(5)海外調査」についてはスムーズに進行できるものと考えている。次年度は先述とともに「(2)自殺未遂者の調査」、「(3)絶望感・精神的健康度に関連のある生物学的指標の検証」、「(4)各都道府県・市町村別の自殺動向と対策活動状況の調査」も進行していき、最終年度に「(6)有効な自殺対策の示唆」ができるようなペースにと思っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究に関して今年度は開始1年目ということもあり、研究実行確認の再チェックから施行し始め、現時点までにおけるこの領域の先行状況等も調査した。調査項目は「(1)自殺既遂者の詳細な実態調査」、「(2)自殺未遂者の調査」、「(3)絶望感・精神的健康度に関連のある生物学的指標の検証」、「(4)各都道府県・市町村別の自殺動向と対策活動状況の調査」、「(5)海外調査」、「(6)有効な自殺対策の示唆」から成り立っている。今年度は(1)と(5)の見通しが考慮できたという状況なので、次年度以降、研究遂行ペースを上げていく。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度(平成30年度)は「(2)自殺未遂者の調査」、「(3)絶望感・精神的健康度に関連のある生物学的指標の検証」、「(4)各都道府県・市町村別の自殺動向と対策活動状況の調査」を早急に進めれるようにし、「(1)自殺既遂者の詳細な実態調査」と「(5)海外調査」も取りかかりができるようにと考慮している。そして、最終年度では「(6)有効な自殺対策の示唆」をと理解している。
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Causes of Carryover |
理由:3年計画の本研究において今年度は1年目であった。今年度の直接経費約18万円の残額は少々の範囲内と考えている。この残額の理由としては少々の本研究遂行の遅れと考慮できる。ただ、大きい範囲の残額ではない。基本的には研究をしっかりと遂行していけば予定通り経費的にも対応できていくであろう。
使用計画:平成30年度は本研究の2年目となる。研究進行を十分に考慮して本研究を行っていくとともに経費の使用も確認していく。2年目は研究遂行のメインとなる年度のため大切にかつ積極的に本経費を使用する。
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Research Products
(15 results)