2020 Fiscal Year Research-status Report
大規模災害における妊産婦救護・医療の展開:災害弱者である母子を救うために
Project/Area Number |
17K09215
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Research Institution | Nippon Medical School |
Principal Investigator |
山岸 絵美 日本医科大学, 医学部, 助教 (30560271)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石川 源 日本医科大学, 医学部, 講師 (20287767)
越塚 登 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (40262266)
久野 将宗 日本医科大学, 医学部, 助教 (60350104)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 母子救護 / 災害医療 / アプリ開発 / 妊産婦救護 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度はコロナによる感染制御のため集団研修などを行うことが全くできなかった。 よって実証検証も行うことができておらず、アプリ開発はとん挫している。 一方で、豪雨災害や台風災害、また今回のコロナ感染など「災害」というものが身近になり、医療施設は災害への平時からの対応の必要性を感じるようになってきている。 南多摩医療圏内産婦人科医療施設に配布した災害に関するアンケートの集計を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
今年度はコロナによる感染制御のため集団研修などを行うことが全くできなかった。 よって実証検証も行うことができておらずアプリ開発が進んでいない。
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Strategy for Future Research Activity |
検証方法の再検討を行い、アプリの有用性を確認する。 今年度は最終年度であり、検証結果をまとめ報告する。
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Causes of Carryover |
COVID-19感染症蔓延により、災害訓練や避難所運営等を一切行うことができなかった。また都道府県をまたいでの移動も制限された。そのため計画していた検証は3月以降1年間行うことができず研究が頓挫した。より今年度はFAXでのアンケート配布・回収のみであり支出が生じていない。次年度検証をあらためて企画し、最終年度として報告書を作成予定である。
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