2017 Fiscal Year Research-status Report
都市部と非都市部におけるフレイルに関連する生活習慣の差に関する研究
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17K09224
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Research Institution | Foundation for Biomedical Research and Innovation |
Principal Investigator |
久保 佐智美 公益財団法人先端医療振興財団, その他部局等, 研究員 (10782443)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡村 智教 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (00324567)
斉藤 功 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (90253781)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | フレイル / 神戸トライアル |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の対象者は、研究代表者が参画している先端医療振興財団(2018年4月に財団名称変更。新名称:神戸医療産業都市推進機構)が行っている高血圧・脂質異常症・糖尿病の治療歴及び心血管疾患の既往がない神戸市一般住民を対象とした『神戸トライアル』の都市部住民コホート研究参加者1134人のうち、70才以上の者である。平成22、23年度に市広報など公募情報提供および地域自治会の協力により研究参加者を募り、2018年5月から、コホート研究のベースライン調査から4回目(8年後)の追跡調査を実施する。 2017年度は、2018年度から実施する本調査のための準備期間として、分担研究者が実施している東温スタディの視察、研究プロトコルの作成、研究に必要な情報収集、機器・物品購入準備等を行った。 また、神戸トライアル追跡調査参加者のうち、2018年1月調査時に70才から74才であった4名を対象として、2018年度に実施する本調査と同様の検査項目を実施し、本調査がスムーズに実施できるよう、改善点などの把握を行った。 2018年度から実施する本研究の4回目(8年後)のフォローアップ調査において、研究代表者も現地調査に調査実施に向けた全体の調整、準備及びフレイル調査担当者として引き続き参加する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2018年度から実施する本調査に向けた準備等を予定通り行うことができたため
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Strategy for Future Research Activity |
2018年5月から実施する神戸トライアル4回目(8年後)の追跡調査において、本調査を実施するため準備を行っている。 研究計画では、神戸トライアル追跡調査参加者のうち、65才以上を対象とする予定であったが、調査会場が予定していた会場よりかなり狭くなったため、調査参加者の負担を軽減するためにも、対象者を70才以上として実施する予定である。
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Causes of Carryover |
物品費が予定より安価で購入できたため。
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