2020 Fiscal Year Research-status Report
Evaluation of various methods of phenotyping from the health insurance claims data
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17K09226
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
平松 達雄 国際医療福祉大学, その他部局等, 教授 (00713554)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中島 直樹 九州大学, 大学病院, 教授 (60325529)
森田 瑞樹 岡山大学, ヘルスシステム統合科学研究科, 教授 (00519316)
佐藤 真理 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 助手 (90768631)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | レセプト分析 / Phenotyping / バリデーション / データ分析基盤 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究参加各施設のデータを対象に同一プログラムにより同一の抽出動作を行なうための共通基盤を配備し、その改良を行いつつ各施設のデータ内容の構成確認を進めてきた。本来の目的であるPhenotyping結果の比較や統合を進める段階に到達したところで、研究代表者が大学を異動し、異動先での研究環境の構築にとても時間を要した。ようやくPhenotypingそのものを進めようとしたところで、新型コロナパンデミック対応やリモートワークのため施設により院内データが扱えず、進行ができずに足踏みをしている。このため補助事業期間を延長して対応する。 共通基盤の構成については、本研究で採用する国際共通規格の日本国内での普及推進活動が進展したことに伴い、日本向けの規格詳細がやや変更になり対応を順次進めている。この対応を行うことにより、共通基盤は本研究の枠を超えて、広い範囲の医療機関で活用される可能性が出ており、本研究の副次効果となるであろう。また、国内だけでなく海外との今後の連携も可能性がある。本研究の共通基盤は患者個人データを施設間でやり取りしない仕組みであり、国際連携であっても患者データの移動に関連する手続きやリスクに対応しなくて良い。疾病・医薬品・臨床検査等に関する国際的な用語集を日本で使われる用語と対応付けて使用する準備も別途のプロジェクトではあるが引き続き進行中である。これらを組み合わせることで国内・海外両方に共通の基盤として連携活用できるようになり、別々の類似研究結果の国際比較ではなく、共通基盤・同一プロトコルによる結果の直接比較や統合へと今後の発展が期待できる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
(1) 研究代表者の異動で異動先での研究環境準備に想像以上の期間を要し、本来の研究計画そのものを進められなかった。 (2) 新型コロナパンデミック対応やリモートワークのため院内データが扱えず、研究が進行できなかった。 補助事業期間を再度延長することで、次年度が最終年度となる。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き緊急事態宣言が発令されている中、参加施設によってはリモートワークが継続しているが、実データを扱う時間を削減できるような方策を準備し、なんとか進めたい。ワクチン接種が進み流行が治まってくれば加速できる。他のプロジェクトとの組み合わせによる今後の研究の発展の方向性は広がっており、将来の研究発展に向けて研究参加組織の国内・国外へのさらなる拡大により、将来的には規模だけでなく多様性を向上させたい。
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Causes of Carryover |
新型コロナパンデミック対応やリモートワークのため院内データが扱えず、研究が進行できなかっため使用金額が少なかった。引き続き緊急事態宣言が発令されている中、参加施設によってはリモートワークが継続しているが、実データを扱う時間を削減できるような方策を準備し、当初想定通りの使用を進めたい。
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Research Products
(1 results)